イトウ
イトウという魚は、大きくなる点が非常に魅力的ですから、イトウ釣りをする人達は常に大物を釣ることを夢見ているものです。 始めてイトウを釣った人なら、60センチや70センチの魚でも、とてつもなく嬉しいものですが、ある程度釣ったことがある人は、その程…
初夏~夏の天塩川などで釣りをしていると、一つの川でイトウもニジマスもアメマスも釣ることができます。 この時期は、天候や水位によっては、かなりの高水温になることがあり、冷水性であるこれらの種類の魚が釣れた時には、さっさと逃がさないと弱ってしま…
最近、朱鞠内湖で釣り人がヒグマに襲われる事故がありましたが、ああいったニュースを聞くと、亡くなった方には申し訳ないですが、「やっぱり結構良い釣り場なんだな」と見直したくなりますね。 まず、今回のような事故は、札幌なんかの人が住む場所にクマが…
去年の夏、渇水と高水温により猿払川でイトウが大量死したとニュースになっていましたが、同じような現象は道北地方で広く起きていたようです。 今年の春先のイトウの産卵床の数の調査では、大部分の河川で減少が認められ、酷い場所ではほぼ絶滅状態だったそ…
イトウ釣りというと、道北や道東で行うのが定番となっています。(道北は去年の夏の暑さで数が激減してしまいましたけどね…) これらの地域に道外から行くのは、ちょっと大変ですし、道内でも札幌近郊の道央に住んでいる人には、釣り場に通うのに結構な時間…
近頃、テレビなどで東京湾のボートシーバスの釣りの様子を見ていると、関心させられることがあります。 魚を傷つけにくいラバーネットを使っていますし、ネットで掬ってからも、船の上に水を張った容器を準備していて、その中に魚を浸けたりしているのです。…
いつだったか春先にダム湖でイトウを狙って釣りをしていると、小さな銀毛ヤマメが釣れまくってしまうことがありました。 ごついロッドを使っていますから、何も楽しくも嬉しくもありませんし、釣りたくないのですが、どうしてもこの小さな魚は果敢にアタック…
世界各地で何でもない陸地に魚が降ってきたということがたまにあるそうで、これは「ファフロツキーズ現象」と呼ばれるものの一つだそうです。 「ファフロツキーズ現象」とは、そこにあるはずもないものが降ってくる現象のことで、水の中に住んでいるはずの魚…
北海道では湖でも川でも、「なんじゃこりゃ」というような丸々と太った巨大なウグイが釣れることがあります。 ウグイという魚は、あまり引かないというイメージですが、こういった魚の中にはたまに継続的にゴンゴングングンと引く魚もいたりします。 この「…
私は、プラグでイトウを釣ったことがほとんどないのですが、プラスティック製のプラグで釣ったイトウとなると、たったの一匹しか釣れたことがありません。 そもそもが、ああいったルアーの安っぽい見た目が嫌いなのであまり使う機会がなかったのですが、あま…
春先のこの時期になると、道東の川の上流部にはモリやヤスのような物を持って、産卵期のイトウを狙って突きにくる人が現れることがあるそうです。それから、川に網を仕掛けてイトウを捕まえる人もいるそうです。 初めてこの話を聞いた時には、「今時そんなこ…
ちょっと前に、イトウを大事にしているような団体に、こんな電話がかかってきたそうです。 なんでもフクロウの保護を行っている人からで、「イトウは小魚や小動物を根こそぎ食べてしまうからフクロウのエサがなくなり、フクロウが減る原因になっている。イト…
イトウという魚が好きな人には有名な話だと思いますが、コンビニのセ○コマで売られている牛乳をつくるための牧場を整備したことで、とある川のイトウの産卵場所の環境が悪化して、随分と数が減ってしまったことがありました。 こういうことがあると、本当に…
以前にも書いたと思いますが、イトウ釣りが著しく好きな人達には、朱鞠内湖という釣り場はバカにされがちな傾向があります。 「釣れる魚が川とは違う」とか「お金を払って管理された場所で釣ってもねぇ」といった理由からです。 こういった指摘は事実ではあ…
ちょっと前に、オーナーばりが提供のテレビ番組で、村田基氏が鹿島槍ガーデンで釣りをしていましたが、ちょっと危険な発言をしていましたね。 イトウを釣ると、「これが海に降ったものは海イトウ…」というようなことを言って、海でイトウを釣ることを示唆し…
イトウという魚は、山奥に居るような魚ではありませんから、意外とアクセスが楽な場所でも釣れてしまいます。道北だろうが道東だろうが、国道の橋の真横みたいな場所で釣れる場所がいくつもあります。 もちろん、ちょっと行くのが大変な穴場のような場所もあ…
近頃は色々な魚を釣るようになってきたものの、私は釣りの中ではイトウ釣りが一番好きです。ちょっと前は、他の魚を狙った釣りは滅多にやらないくらいだったので、「今後は他の釣りは一切してはいけない」と言われても、あまり困ったり落ち込んだりはしない…
珍しく私が友人と一緒にイトウ釣りをしていたら、その人に魚が掛かりました。 「おお!やった!」と思い、背負っていたネットを下ろしていたら、「あー、違うなー」と友人が言うではありませんか。 ラインの動きを見てみると、妙に勢いよく走り回っています…
イトウを釣るために、昔の人はヘラという和製ルアーのような物を使っていたというのは、結構有名な話です。ヘラはスピナーのブレードのような形のプレートに、赤い毛糸のような物が巻かれた3本針が付けられたもので、スプーンとスピナーの間の子みたいな見…
春のイトウ釣りは、魚の稀少性を考慮して産卵期を避けてすることが一般的になっています。 しかし、法律で決まっているわけではありませんから、産卵期に川の上流部で釣りをする人もいるようです。産卵直前に釣られた魚は逃がしても産卵を止めてしまうことが…
現代ではイトウを釣ろうと思ったら、道北に行くのが常識となっています。それだけ道北には、まだ比較的多くのイトウが生息しているからです。 それでも、昭和の時代には道東の釣り場の方が人気があったようです。イトウ釣りと言えば、道東の湿原河川で行うも…
イトウのルアー釣りには、近年よくバイブレーションプラグが使われています。 フォールでもリトリーブでも誘える。流れの中でも素早く沈めやすく、また浮き上がりにくく、狙ったレンジをキープしやすい。こういった点が、よく使われている理由でしょうか。そ…
イトウという魚は、漢字では魚へんに鬼と書きますが、私は昔からこの漢字に違和感を覚えまくっています。 鬼というと、荒々しく恐ろしいイメージですが、イトウには全くそういったイメージはありません。身体が大きいものの、なんだか動きは鈍重です。針掛か…
イトウという魚は、川から海に出て暮らしているものが結構居て、河口や海でもかなり釣れてしまうものです。時には、ブリを釣ろうとサーフでメタルジグを投げていた人の竿に掛かるなんてこともあるくらいで、確率はそんなに悪くない釣りのようです。 こういっ…
私は、釣りというと「型のまあまあ良いイトウが一本釣れれば満足」というような気持ちでやることが多いですが、たまに色々な種類の魚をテンポよく釣るという、トライアスロン的な釣りをやりたくなることがあります。 近頃もちょっとそんな気分になることがあ…
かなり古い昭和の時代の本を読んでいたら、尻別川でバカでかいイトウを釣っていた太田さんという人の記事に、「メーターオーバーを幻という」というキャプションがつけられていました。私はそれを読んで、確かにこれだけ大物を釣りまくっていた人からしてみ…
イトウなどを釣っていて、何十年も釣りを続けてきたベテランのような釣り人達に出会うと、皆さん口々に「魚が小さくなった」と言います。そして、「川の水量が減ったからでは」というようなことも、合わせて言うことが多いです。こういった話を聞く度に、私…
魚が小魚などを襲い、ガボッ!とかバシャン!とかやっていることをボイルと呼びますが、そんな光景を発見した時には、釣り人なら誰でもドキドキしてしまうものです。 その場に狙っている魚が居て、しかもエサを捕食しまくっているわけですから、これは釣れる…
何でも狙っていた魚を初めて釣ることができたルアーというものは、とても印象深いものなのではないでしょうか。 そんな中でも稀少性の高いイトウが釣れたものとなると、一際深く記憶に刻まれているもののはずです。 私も、初めてイトウを釣ったルアーという…
私は海釣りを20年以上したことがありませんが、カレイはたまに今でも釣ることがあります。海で釣りをしないのに、どうやってカレイを釣るんだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、カレイは川でも釣れてしまうのです。 私がよく釣っているイトウとい…