釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

エッセイ

水中より地上が寒い時期の釣り。

春先の川や湖なんかの釣りでは、水温よりも気温が低いことがよくあります。強烈に冷え込んだ朝などには、水温が4度あるのに気温がマイナス10度なんてこともあります。 このような状況では、地上に居るよりも水の中に入っていた方が暖かいということになりま…

フライロッドが20万円の時代に突入。

インフレや円安の影響で、昨年あたりから海外メーカーの釣り具がグングンと値上げされています。 sageというメーカーのフライロッドも昨年から2回価格が改定されたような気がするので、「どんなもんだろうな」と、買う予定もないのに冷やかし半分で輸入元の…

スピニングリールの扱い方検定試験。

どこの釣り場に行っても、おかしなスピニングリールの扱い方をしている人を結構見かけます。 釣りで最も多く利用されているタイプのリールのわりには、きちんと扱うにはそれなりの技術と知識が必要で、万人が正しく扱うことは難しいものなのかもしれません。…

ブラウントラウト気難しい説。

昭和の時代に書かれた古いルアーフィッシングの本などを読んでいると、よくこんなことが書かれています。「ブラウントラウトは他のトラウトよりも警戒心が強い」、「晴れた日には釣れない」、「荒天時がチャンス」といった具合です。 こういった解説は、今の…

釣りはハゲるのか?

私は釣り人というと、非常に差別的な表現をしてしまえば、ハゲてデブなおじさんをまず思い浮かべます。 どこの釣り場にも、このような人が居るものですし、テレビの釣り番組にも、かなりの高確率でこのような人が出てきます。そもそもが、日本人の男性にはこ…

釣り具は古いほどカッコ良い。

私は、釣り具は古いほどカッコ良いと思っているのですが、これって釣り人の中では、かなり少数派の意見なのでしょうか。 例えば、ロッドなら重たそうな古いガイドやリールシートが付いたものが雰囲気があって良いなと思いますが、大部分の釣り人はロッドの重…

カヤックフィッシングで行方不明。

以前、私と住所や年齢がそっくりな人が、海にカヤックで釣りに行ったっきり行方不明になったとニュースになっていて、知人から「死んだんじゃないか?」と連絡がきたことがあります。 私は、海では釣りをしませんので、私であるわけがなかったのですが、海で…

モーリスからバリバスへ。

最近気づいたことなのですが、モーリスというラインメーカーがいつの間にか、バリバスという会社名に変わっていました。 確かに、会社名よりもバリバスというブランド名の方が有名なくらいでしたから、分かりやすくしたかったのかもしれません。 www.varivas…

管理釣り場はクレーンゲーム。

以前、釣りをしない若者と、海上釣り堀での釣りの様子をテレビで見ることがありました。 釣り堀の人が、「はい!じゃあ頑張ってくださーい」と魚を投げ込むのを見て、私が「これを釣るんだよ。おかしなもんでしょ」と言うと、若者は「クレーンゲームみたいな…

そもそも、リールが光ったらカッコ悪くないか?

ちょっと前に、ダイワのIMZという新しいベイトリールはどうなんだろうか?というようなことを書きましたが、あのリールってピコピコ光るんですね。 スマホとリンクさせるのがどうかとか以前に、そもそも光るリールというのはカッコ悪くないでしょうか? yout…

移住7ヶ条でも教えてくれないこと。

私は、釣りなどで小さな集落などの側を通ると、ちょっと気味の悪さのようなものを感じることが多いです。 人によっては、釣りなどで田舎の農村にくると、「長閑な場所だな。老後はこんな場所で静かに釣りをして暮らしたいものだ。」などと思うかもしれません…

釣り人の獣害用罠へのイタズラ。

ちょっと前に、栃木の山で林業をやっている人が、苗などを食べてしまうシカを捕獲するために設置している罠を、釣り人が棒でつついて作動させ邪魔をしてくると、話題になっていました。 川のすぐ近くの山のようですが、「私有地のため立ち入り禁止」の看板も…

でっかい放流ニジマスの憂鬱。

古くからこの国で放流されてきたニジマスという魚は、自然に繁殖している川があり、天然の美しい魚を釣ることができます。また自然に繁殖していなくても、逃がされてから長期間自然の中で育ち、野生化した綺麗な魚を釣ることができる川も多いです。 こういっ…

入漁料はいくらまで上げられるか。

川や湖の入漁料というと、1,000円ちょっとあたりというところが相場だと思いますが、近頃は1,500円以上の所も増え、2,000円以上とる場所も出てきています。 昔から釣りをしている人達は、「たっけぇなぁ」と文句を言いたくなってきてしまうかもしれませんが…

ビーチサンダル釣り。

ちょっと古い釣りの本を読んでいたら、「渓流で良いサイズのヤマメが釣れたと思ってきて寄せてきたら、26.5センチと書いてあるビーチサンダルだった」という話が載っていました。 このように、本を書くほどの釣りが上手な人でも、ゴミと魚を間違えることがあ…

冬の努力が全て報われる春の訪れ。

私は、とくに好きな季節はありませんし、春も夏も秋も冬も基本的には一年中どんよりとした憂鬱な気持ちで過ごしています。 それでも、たまには晴々とした気持ちになることはあるわけで、それはどちらかと言うと春に多い気がします。 春には魚がよく釣れるこ…

釣り人は釣りバカ日誌が嫌いか。

「釣りバカ日誌」というマンガが原作の有名な映画シリーズがありますが、釣りが趣味だけれど見たことがないという人は多いのではないでしょうか。また、見たことがあっても、あまり好きではないという人も多いかもしれません。 釣りバカ日誌が、なぜこのよう…

持っていくロッドを迷う時点で買い過ぎである。

皆さんは、釣りに行く時にどのロッドを持っていこうか迷うことはありませんか? 私は、ちょっと迷ってしまうことが多いですね。 まずは、どの程度のサイズの魚が釣れるかと、どの程度の規模の釣り場であるかを考えて、使うロッドを決めるわけですが、この時…

ルアーリターン・フライ回収ロッド。

たまにルアーリターンやフライ回収ロッドというような物が売られているのを見かけますが、あれってどれほど役に立つものなのでしょうかね? 見た感じでは、テレスコ式の棒の先端がフック状になっていて、手がちょっと届かない場所に引っ掛かったルアーやフラ…

魚を食べようとすると釣れない説。

私は、持って帰ったり調理するのがめんどくさいので、基本的には釣った魚は全て逃がしてしまうのですが、ごく稀にキープすることがあります。 管理釣り場のような場所や、おみやげに魚を貰えるサケの有効利用調査なんかに行く時に、知人が魚が欲しいというこ…

魚のサイズは上げてみるまで分からない。

針掛りした魚が水中に見えて、あまり大きくなさそうだからさっさと上げてしまおうと、ちょっと強引に寄せてきたら意外と大きくてびっくりした。結構引くから大きな魚かと思って慎重にファイトしたら、意外と小さくてがっかりした。釣り人なら誰でも、このよ…

長靴は釣れたことないが…

昔からマンガや絵本などでは、「トホホ…」な釣りの場面として、長靴が釣れる描写がよくあります。それだけ釣りをしていると、長靴が釣れるということは昔から多かったのかもしれませんが、まだ私は長靴を釣ったことはありません。 しかし、靴やサンダルなん…

川の流れを思い浮かべて眠りにつく。

ヘミングウェイの小説に、戦争で大怪我した人が、川で釣りをしている想像をしながら、ひたすら眠っているというような話があった気がしますが、釣り人ならそんな行動は納得がいくものではないでしょうか。 私は、戦争で大怪我をしたことはありませんが、川で…

昔の地図を見ると、あまりの川の変化に愕然とする。

古い本なんかを読むと、たまに北海道の川の昔の地図が載っていることがあります。そういったものを見てみると、現在とはあまりに川の地形が違い、びっくりしてしまいます。 昔の北海道の川というものは、蛇行を繰り返し複雑に分かれ、まさに自然の川といった…

星灯り、月灯り。

釣りをしていると、夜明け前から暗い森の中を歩いたり、道具の準備をしたりすることがありますが、こうしてみると、夜が本当に真っ暗ということはあまりないのだと気づかされます。 月や星が少しでも見えている時には、結構空というものは明るいもので、眼が…

1984年の渓流魚の水中写真の本が凄い。

ここに、「渓流の魚たち」という1984年に山と渓谷社から発行された魚の水中写真の本があるのですが、これがなかなか凄いのです。 日本の川に住むサケやマスの仲間が紹介されていて、釣りの本では滅多に見られないような大型の魚の写真が多いのです。 ニジマ…

爪切りを持っていく必要があるくらいの期間釣りをしよう。

私は、長期間釣りに行ったり旅をする時などに使う衣類を入れたりする大きなバッグに、常に爪切りを入れっぱなしにしています。旅の途中で爪が伸びてきた時に使うためなのですが、充実した釣りができた時には、この爪切りの出番があることが多いです。 普通、…

死んだ魚の横にタバコの箱並べる人。

昔の釣りの雑誌の写真なんかを見ていると、釣った魚の隣にタバコの箱を並べて撮っているものがよくあります。 おそらく、当時は今よりもずっと喫煙率が高く、釣り人なら誰でもタバコの箱を持っているような時代で、大きさの比較対象として写真を撮る時に隣に…

結果オーライ。

釣りをしていると、「結果オーライ」と思えることって、よくあるのではないでしょうか。 お目当てのポイントに着いてみたら先行者が居たので、仕方なく他のポイントで釣りをしたら良い魚が釣れた。 急な用事で釣りに行けなくなってしまったが、代わりに行っ…

ダイワのIMZを見て思うこと。

ダイワの新製品のIMZというベイトリールが、スマホとリンクができるそうで、かなりのハイテクリールとなっているようです。おそらく、いつ、どこで、どれだけ投げたかといった数字がスマホで管理できるのでしょう。 私なんかは、こういった物を見ると、本当…