釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

エッセイ

湖釣行ゼロ日達成。

私は今年、ついに一日も湖で釣りをしないで一年を終えることになりました。 ルアーのキャスティングを教えて欲しいと言われて、数時間ほど湖に行ったことはありますが、自分は釣りはしなかったので、完全に湖での釣りはゼロでした。 こうして一年を終えてみ…

アキアジ釣りでまで電動リールを使うのか。

テレビの釣り番組を見ていたら、北海道の船からのシロザケ釣りをやっていたのですが、私はちょっとびっくりしてしまいました。 シロザケを釣るのに、電動リールを使っていたからです。 サケは、手で巻けないような魚ではありませんし、むしろ自分の力でファ…

無課金釣りおじさん。

今年の夏のオリンピックのピストル競技では、装備が少なく凄くラフな格好でメダルを獲得した人が、ゲームに無課金で挑む人みたいだと話題になりましたが、釣りにも無課金的な方法はあるようです。 以前、知人とクマに釣り人が襲われて死んだ話をしていた時に…

ビワマス最強説。

ビワマスと呼ばれる琵琶湖に生息するサケ科の魚が居ますが、あの魚はかなりの高水温にも耐えることができるそうです。 他のサケ科の魚では弱ったり死んでしまいそうな、一時的になら25度~30度なんて水温でも大丈夫なようで、この科の魚の中ではかなり暑さに…

ベストを着ているのは、警察か釣り人くらいのものだ。

先日、散歩をしていたら、ベストを来た険しい目付きの怪しいおじさんが道端に立っていました。 「なんだか怖い雰囲気だな」と思いながら、近づいていってみると、すぐ側には銀色のセダンが停まっています。 それを見て私は、今時こんな車を使っているのは警…

釣りをしている気づかされる空の広さ。

釣りをしていて、ふと景色を眺めると、「空が広いな」と思うことがあります。わざわざ首を動かし上を見上げなくても、自分の目線の先から空が拡がっていて、自分の視覚に入るものの大半が空なのです。 考えてみれば、これは当たり前のことなのかもしれません…

ショップ主催のツアーという迷惑行為。

たまに北海道などの有名な川や湖なんかで釣りをしていると、ぞろぞろと数人で釣りにやってくる人を見かけることがあります。 ああいった集団は、ただの釣り仲間ということもあるようですが、ショップなんかが主催したツアーであることもあるようです。 端か…

頭にタオルを巻いて釣りをしたって良いではないか。

ちょっと前に大きな川で釣りをしていたら、対岸の方に頭に白いタオルを巻いた釣り人が現れました。 身のこなしを見ていると結構若い人のようで、身軽に岩の上を渡り歩き、ルアーをキャストしていました。 その動きからは釣り場を目の前にして、なかなか魚が…

川で流されても、ライフジャケットを着ていれば助かるのか?

川で釣り人が流されて死亡したニュースがあると、よく「ライフジャケットを着用していれば助かった」というようなコメントが見られますが、はたして本当にそうなのでしょうか? まず、川で釣りをしている人が、ウェーダーと呼ばれる胸まである長靴のような物…

地震で釣り番組が延期。

大きな地震が起きたり、津波警報が出たりすると、テレビ番組の放送予定が変更になることがよくありますが、釣り番組というものも結構変更されています。 突然、番組自体が中止になったり、予定が変更されて古いものが流されているのを、私は何度か見たことが…

国境線上の釣り。

私には、パスポートには入国記録がないのに、釣りをしたことがあるという国が2つあります。 川というものは、しばしば国境線を流れていたりするもので、そこを歩いて渡ったり、ボートで下ったりして釣りをしていると、ついつい他の国に入ってしまうというこ…

しぶといフライ雑誌。

今の時代、雑誌というものは年々姿を消していっていますし、釣り雑誌も昔と比べると随分と減ったものです。 私が子供の頃には、毎月有名タレントが表紙に起用されているロッド&リールなんていう、かなり勢いのありそうなルアー雑誌もあったわけですが、そん…

一荷(いっか)で釣れて嬉しいか。

二つ以上の釣り針がある仕掛けで、魚が同時に二匹掛かることを一荷(いっか)と言いますが、古いフライの雑誌というものを読んでいたら、フライを二つ付けて釣りをしていたら、60センチ台のイトウが一荷で釣れたという話が載っていました。 イトウという魚は…

釣り人の不潔な容姿。

釣りビジョンというチャンネルでは、クレームについて話し合う審議会の議事録が公開されているのですが、その中に何度も「出演者の髭が汚ならしい」というようなクレームがでてきています。 こういった意見については、私も同意ですね。きちんと手入れしたオ…

大物が釣れた時の、「ボーン!!」は万国共通。

釣りが好きな外国の人と話していて、その人が大物を釣った時の話になると、かなりの確率でフッキングした瞬間の様子を、「ボーンッ!」とか「バーンッ!」といった擬態語で表現します。 これは、大きな魚特有の衝撃と水柱や飛沫を表したものだと思いますが、…

疲れなかったら釣りじゃないでしょう。

たまに釣りをしていて、「もう疲れた」とか泣き言のようなことを言うような人がいるようですが、何を言っているのかな?と思います。 釣りというものは、基本的に疲れるものでしょう。歩き回ったり、踏ん張ったり、投げ続けたり、とにかく根気よく動き続けな…

ニジマス釣り大会という文化。

今でも日本各地で、ニジマス釣り大会というようなものが行われていますが、あれって一体何が楽しいのでしょうかね。 川にニジマスをどっと逃がして、みんなで一斉に釣って、数なり大きさなりを競うのでしょうが、なんだか日本の釣りの醜さが凝縮されたような…

魚を釣りたかったら、その土地に住むのが一番良い。

たまに、なにかの釣りに夢中になり、その魚がよく釣れる土地に移住してしまったというような人がいますが、釣り人としてはまさに正しい行動と言えるでしょうね。 釣り場のある土地に住んでいれば、いつでも釣りに行けますから、当然釣行回数は増えます。また…

釣り場で車をパンクさせられる。

道外から北海道に釣りに来た人が、良いポイントに車を停めて何日か粘っていたら、何者かに車をパンクさせられたというような話を聞いたことがあります。 ドライブレコーダーの付いた車が増えてきた昨今は、こういったことをする人は減っているでしょうが、あ…

現代人は川で遊んではいけない。

毎年、川遊びをしていた人が流されて死んだニュースを聞きますが、ああいった人達は川の危険性について全く理解していないのでしょうね。 釣りなんかをしていれば、綺麗な透き通った水の川は、見た目から推測した以上に深かったりすることを知っていますし、…

田んぼの真ん中にホテル!?

山形県だかに、田んぼの真ん中にあるホテルがあり、なかなかの人気になっていると、テレビのニュースで見たことがあります。 お客さんは、「自然の中で景色が良い」みたいなことを言っていましたが、一体どういう頭をしているのだろうかと不思議になってしま…

湖のスティールヘッドの「これじゃない感」。

アメリカとカナダの間辺りには、五大湖というとんでもなく大きな湖がいくつもある地域があり、様々な釣りが盛んに行われているようです。 そんな中でもYouTubeなんかでよく見かけるのは、ニジマスが湖で大きくなり川に遡上してきたのを釣っているもので、そ…

チャネルキャットフィッシュが北海道で釣れても。

少し前に、北海道の川でチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)が釣れたと話題になっていましたが、なかなか不思議な話ですよね。 本州でチャネルキャットフィッシュが各地に拡がっているのは、養殖されたものが逃げ出したのが原因だと私は思っていた…

戦場のような鮎釣り。

以前川で出会った釣り人は、夏は鮎釣りもするそうで、なかなかハードな鮎釣りの世界を教えてくれました。 その人が語るところでは、北陸の大きな川に行くと、頭まで水に浸かっているような人がいたり、流されているのか泳いでいるのか分からないような人がい…

一匹で満足できない釣りだから、大会や数釣りになる。

日本では、エリアトラウトだとか鮎釣りだとかグレ釣りだとかカワハギ釣りだとか、あらゆる釣りで大会やトーナメントというものが行われていますが、ああいった釣りは、一匹の魚が釣れたことに対する喜びが、とても小さいものだと思います。 釣りの大会が行わ…

どこまですれば、魚を釣ったことになるのか。

時々、私は考えるのですが、魚を掛けてからどの段階までいけば、「魚を釣った」ということになるのでしょうか? 大昔なら、釣った写真を撮るのも難しく、魚が釣れれば持ち帰るのが当たり前だったでしょうし、魚を釣った証拠は獲物の死体以外になかったはずで…

魚も人も虫を食べるのが良い釣り場。

自然が豊かな釣り場に行くと、河原に立っているだけで全身を蚊の大群に覆われたり、アブが身体中刺そうとしてきたり、水棲昆虫が目や口に飛び込んできそうになったりと、びっくりするくらいの大量の昆虫に襲われることがあります。 こういったことが苦手な人…

ベアリング数でリールを選ぶ釣り人。

釣り人の中には、とにかくボールベアリングが沢山使われているリールが良い物だと思っている人が多いらしいです。 そんな人達にアピールするために、スピニングリールやベイトリールの箱には、ベアリング数が目立つように書かれていたりします。また、リール…

船宿にはヤ○ザが多い!?

釣りビジョンというチャンネルの番組審査会みたいなものの議事録を読んでいたら、視聴者から「番組で利用していた釣り船が、反社会的勢力の人がやっているものではないか?」というクレームがあったという議題がありました。 そんな指摘を受けて調べた結果、…

陽気にゆこう。

少し前にフォークシンガーの高石ともやさんという方が亡くなりましたが、その訃報を聞いた時に、私はふと「陽気にゆこう」という一曲を思い出しました。 10代の頃、私が初めてフルマラソンを走る時に、陸上が専門の父から技術的なアドバイスはほとんど受けま…