釣りにゃんだろう

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川でタックルボックスを持ち、ロッドを何本も立てている釣り人。

ちょっと前に、不思議な釣り人を見かけたことがありました。

川で釣りをしているのに、タックルボックスを持ち、何本かルアーロッドを立てているのです。

管理釣り場で見かけるようなスタイルですが、ウェーダーは穿いているという、なんともチグハグな格好なのです。

その人は、岸にタックルボックスを置き、ロッドを一本持ち、少しだけ水に浸かり釣りをしては岸に上がりタックルボックスを持ち移動して、また釣りをしてというように、かなり非効率的な釣りをしていました。

 

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見ている限り、ロッドが何本も必要な釣りはしていなかったですし、タックルボックスが必要なほどルアーを交換してもいませんでした。

一体、どういうつもりでロッドを何本も持って歩き、あのタックルボックスには何が入っているのか、不思議で仕方ありませんでしたが、頭の中には何も入っていないことは確かなのかもしれません。

 

 

見た感じでは、50歳は過ぎているような人でしたが、おそらく川ではあまり釣りがしたことがない人だったのでしょう。

今まで管理釣り場で釣りをしていた人が、自然の川でも釣りをしてみようと、そのままのスタイルにウェーダーを穿いてやってきたのかもしれません。

それにしたって、ちょっとでも物事を考える頭があれば、大きなタックルボックスは邪魔になるだろうとか、ロッドは何本も必要無いだろうとか、分かりそうなものですから、かなり頭が弱い人だったのかもしれません。

 

 

そもそもが、管理釣り場で釣りをするにしたって、大きなタックルボックスにロッドを何本も立てて釣る必要があるでしょうか。

そんな大荷物が必要なはずがありませんし、一瞬でロッドを交換できるようにしておく必要なんて、大会か何かに出る時でもない限りないのではないでしょうか。

ああいった物を使っている人達は、釣りメディアで「お決まりのスタイル」として紹介されているものを、何も考えずに真似しているだけなのだと思います。

 

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近頃は、ソルトルアーの釣り場にも、でかいタックルボックスにロッドを何本も立てている人が多いそうですが、その人達もタックルボックスやタックルを沢山売りたい人達に騙されているだけでしょう。

ちょっとでも考えれば、おかしいと分かるはずのことが分からない人が、あまりにも多くなってきている気がします。

釣り人の低知能化は、一体どこまで進んでいくのでしょうか。