釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

キャッチアンドリリース区間の是非。

近頃は、ちょっと下火になってきたような雰囲気ですが、日本中の川にキャッチアンドリリース区間というものが設置される動きがあったものです。 どうしてキャッチアンドリリース区間が必要だったのか? キャッチアンドリリース区間は、川に魚を放流しても、…

オールドタックルで釣りをするのは日本だけ?

日本の釣りの世界には、オールドタックルという言葉があり、古い釣り具を使って釣りをすることが、流行しているとは言えないものの、ある程度の数の釣り人に楽しまれています。 度々復刻版というようなリールが発売されたり、古いリールに使うカスタムパーツ…

スピニングリールでキャストする時のラインのピックアップの仕方と、釣り番組の楽しい見方。

スピニングリールを使ってキャストする時に、人差し指にラインを掛けますが、この動作をピックアップと呼びます。この時に、ラインは指先の腹に乗せるのが正しく、間接に掛けたり、ラインを握るように持つのは間違いとされています。 これは指の腹は感覚的に…

ウェーディングシューズは、フェルトかラジアルか。

ウェーディングシューズやブーツフットのウェーダーには、ソールがフェルト製のものと、ラジアルという硬質の樹脂製のものがあります。 ラジアル底のものには、ビブラム社製のものが広く採用されていて、ある程度の値段のするものから選ぶとなると、ソールは…

ランディング時の魚のネットへの入れ方。

魚が釣れたら、ランディングネットを使って取り込むのが、基本的には一番確実で安全な方法です。これは、あらやる釣りにランディングネットや玉網が使われていることが証明していると思います。 ネットを使って取り込めば、手掴みにするのなどと比べて、掴み…

ゲゲゲの女房の星野源と釣り人の最期。

少し前にNHKの朝の連続テレビ小説に、「ゲゲゲの女房」というものがありました。漫画家水木しげるの妻をモデルにした話で、松下奈緒さんが主演というものでした。あまり細かいことはよく覚えていないのですが、このドラマの中で一つだけ強く印象に残っている…

スピニングリールやベイトリールは水没させてはいけないのに、フライリールは水没させても良いのか。

以前も書いたことがあるかと思いますが、防水性を高めた物が増えてはいるものの、リールというものは基本的に水没させてはいけません。海水や泥や砂に含まれる細かな固い物質の粒子が入った水がリールに侵入し、ギアなどの部品を壊す危険があるからです。 し…

フライキャスティングを教えてお金をとるなんておかしい。

たまにショップや個人などが、キャスティングスクールやキャスティングクリニックなどと謳いフライキャスティングを有料で教えていることがあります。 これは、ちょっとどう考えてもおかしい話ですし、あまり良い商売とは言えないのではないでしょうか。 フ…

ジャンク品の釣り具のすすめ。

私は中古で釣り具を買うことが多いですが、「ジャンク品」とされていた状態の物も結構買って使っています。ジャンク品にはジャンク品なりの利点や楽しみがあるので、今回はそのあたりをご紹介したいと思います。 ジャンク品は安くて夢がある。 当たり前のこ…

オールドリールの前の持ち主は、すでに死んでいる可能性があること。

私が釣りに使うリールは、オールドリールと呼ばれるような古い物が多いです。40年以上前に作られたものが普通ですし、中には50年以上前に作られたものもあります。 こういった物を使って釣りをしていると、たまにこのようなことを考えることがあります。「前…

イスタンブールでなまず釣り。

『イスタンブールでなまず釣り。』という椎名誠の本があります。私は、まだ釣りをしたことのなかった子供の時代に、この本を読んだのですが、結構面白がって読んでいた記憶がありますね。 野山で遊ぶことは好きでしたから、こういった椎名誠の一連の調子の良…

釣りの最中に景色を眺める余裕があるか。

私は、まあまあ良いカメラを持っているわりには、なかなか釣り場の景色の写真を撮りません。いや、正確には撮りませんというよりは、撮れませんと言うべきなのかもしれません。 せっかく美しい自然の中にいることが多いのに、どうしてろくに写真が撮れないか…

釣りのスマホ写真の違和感。

近頃、世の中に出回っている写真や画像というと、大部分がスマホで撮られたものだったりします。タレントや若い人達は、スマホで写真を撮りアプリで編集するのが当たり前で、無加工の写真というものは滅多にないくらいです。 私は古いタイプの人間だからか、…

ルアーのオリカラなんて要らない。

ルアーには、オリカラというものが売られていることがあります。おそらくオリジナルカラーの略だと思いますが、ショップなどが特注したり、メーカーが限定生産したりして、通常のラインアップにはないカラーのもののことです。 こういったオリカラの物は、稀…

釣り用語の「活性」とは何なのか?

よく釣り人は、「活性が低くて釣れない」とか「雨が降って活性が上がった」というように、「活性」という言葉を使いますが、よくよく考えてみると釣り以外の場面ではあまり聞かない言葉です。 この釣りの場面で使われる活性という言葉は、本当のところはどう…

スノーピークのフライフィッシングエントリーパック。

キャンプ用品で大人気のスノーピークという会社と、釣り人にはお馴染みのティムコが、いつの間にか業務提携していたようで、スノーピーク名義の釣り具が発売されていました。 フライフィッシング入門用のセットで、ロッドやリールからラインや小物など、とり…

犀川・梓川などのブラウントラウト。

長野県の犀川や梓川などの千曲川水系の川には、ブラウントラウトが棲息していることで有名です。これらの川は、ニジマス釣りのイメージが強いですが、近頃ではブラウンの方がよく釣れるような気さえしてきます。私は小物しか釣ったことがありませんが、70㎝…

管理釣り場の縦釣りって何なんだ?

管理釣り場のトラウトフィッシングには、縦釣りというテクニックがあるらしいです。正直、私はあの種の釣りには、あまり良い印象は持っていません。 縦釣りとは? 縦釣りとは、極小のスプーンなどを使用してフォールを多用させて、魚を釣るテクニックのよう…

カーディナルのスプールのモール。

インスプールのカーディナルのスプールの一部の古い年代製の物には、底にモールが付いているものがあります。 これには一体どんな役目があるのか、本当に必要なものなのか、少し考えてみましょう。 スプールの底のモールの役割。 カーディナルのスプールにモ…

スピニングリールの巻き形状のテーパー調整。

スピニングリールにラインを巻くと、最近のリールなら、綺麗にフラットかやや逆テーパー(逆富士山型)に巻かれることがほとんどでしょう。 これは、このような形状にラインを巻くことが、ライントラブルを防ぐためにベストであるとされているためです。 と…

ルアーがアクションすると釣れると思うのは、人間の思い込みか。

ルアーという物は、ウォブリングやローリングしたりと、アクションして泳ぐようにできている物がほとんどでしょう。 良いアクションをするルアーを見ると、釣り人は「これなら釣れるぞ」と自信を持てたりするわけですが、はたしてその自信は本当に信じて良い…

川で弱った魚流れてくることが多すぎる。基本的な魚のリリースの方法。

釣り人の多い川に行くと、死んではいないけれど、ひっくり返って上手く泳げない状態の魚が上流から流されてくることが、たまにあります。これはおそらく、釣られてぞんざいにリリースされた魚だと思われます。 魚を釣った後にリリースする時には、水中で上流…

「大きくなってまたおいで」と言って、魚をリリースするか。

釣った魚をリリースする人には、大きく分けて2タイプの人がいると思います。 「大きくなってまたおいで」と思うタイプの人と、「もう釣られるんじゃないぞ」と思うタイプの人です。 「大きくなってまたおいで」のタイプの人は、またその魚と再会する気満々…

ルアーやフライのカラーは、グリーンが最強説。

私は、自分の使っているスプーンやフライを見ていると、8割方が緑系のカラーであることに気がつきました。 どんな魚を狙う時でも、とりあえずグリーンとゴールドみたいなスプーンを投げてみますし、フライもオリーブ色の物をまずは投げています。 これで、…

ジグサビキはセコいか。

近頃、巷ではジグサビキなる釣り方が流行っているらしいですね。 これは、メタルジグを投げて釣る時に、ジグの上の部分にいくつかサビキ針を付けておき、ジグでの釣りとサビキ釣りが同時に行えるというもののようです。 ジグ側で回遊魚などの大きめの魚が、…

都会は石の墓場です。昨今のアウトドアブームについて。

開高健のフィッシュ・オンの最初に『都会は石の墓場です、人の住むところではありません』というロダンの言葉か記してあります。 今年ほど、この言葉が身に染みた年はなかったのではないでしょうか。 人がバカみたいに都市に密集して住んで増殖していなけれ…

バーサタイルって何? そんなの当たり前じゃないの?

よくルアーロッドを表す時などに、「バーサタイル」という言葉が使われることがあります。近頃は、餌釣り用の竿にも使われることがあります。これは一体、どういう意味なのでしょうか。 versatileとは。 バーサタイルとは、英語のversatileという単語をカタ…

ウグイが釣れれば、イトウも釣れる?

稀にマルタやウグイをターゲットとして釣りをする人もいますが、基本的にはルアーフィッシングやフライフィッシングでは、ウグイというと外道中の外道でしょう。釣れてしまったら、「うわぁ、ウグイだぁ」と残念な気持ちになることが多いわけですが、イトウ…

放流魚とネイティブトラウトの違い。

日本でトラウトフィッシングと言うと、放流された魚を釣る管理釣り場での釣りがイメージされることが多くなってきています。また、川や湖にもほとんど養殖された放流魚しか居ない場所も多く、トラウトは養殖魚を釣ることが当たり前になってきています。 一方…

管理釣り場に行くより、口コミを読んでいる方が楽しい説。

『管理釣り場ポータル』という、全国の管理釣り場の情報をまとめたサイトがあります。とても便利なものですし、見る人も多そうですから、結構広告収入などで儲かっているんじゃないでしょうか。 www.turinavi.info このサイトには、口コミを書き込めるように…