2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
せっかく良い魚が釣れているのに、魚が陸の上で泥だらけになり無惨な姿だったり、何を撮っているのか分からないような写真だったりするのを、たまに見かけます。少しコツを掴めば、魚の綺麗な写真は、簡単に撮れるのに、非常にもったいないことです。ここで…
いつも釣りをする時は、一人ぼっちで風に吹かれているのだけれど、その年の春だけは、毎日会う友達がいた。 春が妙に遅い年で、5月の20日を過ぎても、その湖は解氷したばかりで、水位はかなり低かった。連日、イトウ釣りに入っていた大きな島も、細長いブッ…
フェンウィック(fenwick)は、1954年にアメリカのワシントン州で生まれたロッドメーカーです。現在では、ピュアフィッシングの傘下にあり、中国で製品を生産する、ありふれたメーカーとなっています。しかし、古い時代の物は「人が丁寧に作っていたんだ」と感じ…
桜が散ったら、祖母の家にアマゴ釣りに行こうと、その年は心に決めていた。 祖母の家は、伊豆半島にあり、家のすぐ横を鮎とアマゴで有名な川が流れている。しかし、その川は釣り以上に、早咲きの桜で有名で、シーズンの2月には、毎日大量の観光客がやってく…
ミッチェル(Mitchell)は、おフランスのリールメーカーです。モデル名の408の「8」という数字は、ウルトラライトというサイズを、4という数字はハイスピードモデルであることを表しています。 斜陽リール。 このリールは、80年代中頃のフランス製のもので、…
今では、釣れてしまうと「うわっ」と小声を発しながら、フックをつまんで秒速で逃がす、ウグイという魚。子供の頃の僕にとっては、幻の魚であり、憧れの魚だった。 思い返してみれば、人生で初めてした釣りは、ウグイ釣りであった。 小学4年生くらいのある…
Rod and Reel (通称ロドリ)という、バスフィッシングがメインの雑誌が休刊になったそうです。今回は、釣り雑誌について、あれこれ考えてみたいと思います。 Rod and Reel が、休刊したという噂を耳にした時、「よくここまでもったな~」と私は思いました。…
目の前に広がるのは、モンゴルとロシアの国境を流れる川。グリーンに透き通った水が結構な水勢でゴーゴーと流れ、日本で言えば本流といった雰囲気だ。 今から、この川を歩いて対岸へ渡るのだと、我々数人のグループを引率してくれている釣りガイドが言う。 …
スマホでも、かなり綺麗な写真が撮れてしまう時代です。釣り場でも、カメラを持たない人を、よく見かけるようになりました。しかし、魚の眼にピントが合って、背景が綺麗にボケている、釣り雑誌のような写真を撮りたいとなると、それなりのカメラやレンズと…
小学生の高学年の頃に熱をあげていた釣りを、いつの間にか、全くしなくなって、10年が経っていただろうか。中学生から大人なるにつれて、部活だ、バンドだ、酒だ、女だ、病気だと、他のことに時間をとられることが増えていき、いつの間にか年に一度も釣りを…
ラパラのカウントダウンは、カウントダウンラパラとも呼ばれる、世界で最も売れているシンキングミノーであり、世界で最も魚を釣っているはずのシンキングミノーです。 どこでも、なんでも、よく釣れる。 日本では、シーバス釣りでの使用が有名ですが、淡水…
朱鞠内湖にハッスル岬と呼ばれる場所がある。これは、今から十年以上前に、「ハッスル、ハッスル」で有名な格闘家の小川直也がNHKの釣り番組の撮影でやって来て、その岬に上陸して釣りをしたことから名づけられた。 「ハッスルは、どうでした?」「明日は、…
ミッチェル(Mitchell)は、おフランスのリールメーカーです。 300Xは、2000年代初頭に発売されたリールです。 最後のクラシックリール ミッチェルは、かつては世界最強のリールメーカーでした。スピニングリールを「ミッチェル」と呼ぶ地域さえあったと言わ…
極限まで感度や飛距離や巻き心地を追い求めたタックルを使用するのが、現在の日本の釣りの主流です。しかし、一方でオールドタックルを使った、ゆったりとした釣りを楽しむ人々も、少数ながら存在します。そんなごく一部の釣り人を惹き付ける、オールドタッ…
国内、海外問わず、飛行機で何処かへ釣行する際に必ず必要になってくるのが、丈夫なロッドケース(通称:バズーカ)です。今回は、簡単で軽いライト菅で自作する方法を紹介したいと思います。 買うべきか、作るべきか。 ロッドケースは、いくらでも市販され…
をモンゴルでタイメンフィッシングをする場合、少し頭を悩ませられるのが、どのようなタックルを持っていくかです。ここでは、どのような物が広く使われているか、説明していきたいと思います。 ヘビーなタックルが標準的。 モンゴルにやってくる様々な国の…
釣り人には、単独で行く派と、ワイワイとグループで行く派がいるのではないでしょうか。どちらが良いかは、一概には言えないでしょうが、ここでは独断と偏見に満ちた視点から、それぞれの利点について考えてみましょう。 野球帽を被ってサングラスを掛けたヤ…
日本でイトウを釣るのも楽しいものですが、その近縁であるタイメンをモンゴルで釣るのも、大変魅力的なことです。 どこまでも続く荒野を駆け抜け辿り着いた、手付かずの自然の中で、巨大な魚を狙ってキャストする。激流の中を120センチを越える魚が突っ走り…
釣りをする時に、地図を正確に読むことが出来れば、林道や踏み跡がない場所へ、自由に行くことが出来ます。地図を読んで、目的地まで辿り着くための能力を、ナビゲーション能力と言います。 それを身につければ、地図を眺めていて、「この川のこの辺りに行っ…
世界で最も簡単にイトウを釣る方法。 湖が分厚い氷と雪に閉ざされる冬、朱鞠内湖はワカサギ釣りを楽しむ人々で賑います。1月~3月くらいがシーズンです。このワカサギを餌にしてイトウを釣るという、日本でもここでしか体験できない釣りを楽しむことができ…
春と並ぶベストシーズンと言われる秋。黄色く色づいた森に囲まれて、シカの悲しげな叫び声を聞きながら、イトウ釣りを楽しめます。 秋の深まり具合によって、釣りの場の状況は様々な顔を見せます。年によって、季節の進み具合はかなりの差がので、あまり一概…
7月ともなると、湖は濃い緑に包まれ、水温が上昇し、釣り人の姿がさっぱり見えなくなります。 変わりにキャンプ客が多くなり、騒がしい夏の日々が続きます。確率が良くありませんが、夏でもイトウは釣ることが出来ます。 涼を求めて。 夏には気温が30度に達…
日本最低気温の寒さの中で凍りついていた湖が、一気に溶けだす短い春。 もっともイトウが簡単に釣れるシーズンです。入門にはうってつけでしょう。 解氷時期は? 湖を覆っていた湖が姿を消すのは、4月下旬~5月下旬です。解氷時期は、その年の冬~春の天候に…
「イトウなんて、管理釣り場でも釣れるし、たいして引きもしないし、どうでもいいや」と思っている方も、世の中には沢山居るかもしれません。 まあ、そう言わずに、一度は北海道の美しい自然の中で、天然の透き通ったイトウを釣ってみてはいかがでしょうか。…
釣りはアウトドアスポーツであるからして、しっかりみっちりと釣りをして、良い思いをしたいのなら、ある程度の体力が必要でしょう。 釣れる人と釣れない人の違い。 魚が釣れる人と釣れない人の違いは、一番目が運であるのは間違いないとして、次に体力と根…
朱鞠内湖は、ひと言で表すと「超絶景色の良いイトウの釣り堀」です。 「超絶景色の良い」景観というのは、この土地ならではの独特な自然により作られています。朱鞠内湖は、日本最大の冠水面積を誇るダム湖で、戦時中に広大な森が沈むことにより誕生しました…
天塩川は、256キロという全国4位の長さを誇る大河川です。 イトウの産卵河川周辺の牧草地化などの開発が進み、イトウの生息に良好な状態とは言えないのですが、この川の巨大さと海が持つ力なのか、今でも数多くのイトウが姿を見せます。 近頃はイトウの釣り…
近頃は釣りのポイントを公表すると、角が立つことも多いですが、そんなことが問題にならないほど、古くから広く知れ渡っているのが、猿払川のイトウ釣りでしょう。 何十年もの間、日本中から訪れる釣り人にイトウは攻められ続けていますが、今でも川岸からそ…
誰が言ったか、「イトウ釣りはポイントだ」という言葉があります。 これは、あまり釣ること自体は難しくなく、場所が重要だという意味でしょうか。 確かに、何十年も前から有名なポイントで、今でも変わらずに釣れている場所が何ヵ所もあります。 イトウは、…
イトウ釣りのポイントには、様々なシチュエーションが存在します。また、どんな釣りにも共通することですが、タックルというものは個人の好みの差が大きいです。ですから、何が最適だとは一概には言えません。 ここではシチュエーション別に、あくまで私の考…