釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

釣り針の危険性と凶悪性を教えてくれた友人。

小学校に通っていた頃のある日。通学路の路上には霜柱が立っていたので、二学期か三学期の寒い時期だったと思うのですが、学校でY君という人に出会いました。Y君はバス釣りを少しだけやる人だったのですが、その日は左目の上にかなり大きなガーゼを張り付け…

釣りのジャンルと釣り人の体型。

いつだったか、「フライの人って、太ってる人が多いよね」という声を聞いたことがあります。言われてみれば、恰幅が良くてお腹の出た人が、ルアー釣りの人よりも多いような気がしないでもありません。今回は、そんな釣りのジャンルと釣り人の体型の関係につ…

ここが変だよ日本のフライフィッシング  外国人の師匠がいる編

フライフィッシング関係の書物などの著者の紹介文などを見てみると、よく可笑しなことが書いてあったりします。 「何年に○○へ 渡り、××××に師事」などと書いてあり、外国に行き釣りを教わった師匠がいるというのです。 これはかなり可笑しいし、ちょっと恥ず…

ゴールデンウィークにおすすめの釣り場。

今年のゴールデンウィークはカレンダー上では10連休だそうで、日頃忙しくてなかなか釣りに行けないような人も、釣りに行くチャンスかもしれませんね。そんなGWにおすすめの釣り場として、どのような場所があるのか、ちょっと考えてみましょう。 GWにお薦…

春のワカサギ捕食シーズンのトラウトをスプーンで釣る。

ワカサギは、春に産卵して一生を終える魚です。地域などによって多少の時期のズレはあるものの、ワカサギが豊富に生息する湖では、春には大量のワカサギが岸辺に群れるようになり、産卵が終われば死にかけて漂っています。 このような条件の時は、そのワカサ…

キャッチアンドリリースとは、太平洋を自分の物にする方法。

開高健の開口閉口という本の中に、「太平洋を自分の物にする方法」という話があります。わずか数ページのエッセイなのですが、釣り人には中々興味深いものとなっています。 どんな話かというのは、5分もあれば読める長さの話ですし、開高健氏独特の無理矢理…

リールのグリスやオイルには、何を使うべきか。

リールに使用するオイルやグリスは、人によって様々です。大手釣り具メーカーのもの、小規模なリール用品やカスタムパーツ会社のもの、機械用の汎用のものなどいくつかの選択肢があります。はたして、どのようなものを使うべきなのでしょうか。 機械用の汎用…

ユニノットとクリンチノットは、どちらが強いのか問題。

ラインとルアーなどの結束に使うノットでメジャーなものとして、ユニノットとクリンチノットがあります。他にも漁師結びやハングズマンノットなどがありますが、このどちらかのノットを使用している釣り人はかなり多いのではないでしょうか。 そこでたまに議…

釣りと観光地。

釣り人なら誰だって、観光地で釣りはしたくないはずです。できるだけ人が居ない、自然豊かで静かな環境で釣りをしたいと思うのではないでしょうか。 しかし、現実には釣り場と観光地が密接していることは、少なくありません。都会から近く景色が良いような場…

船が通った後は釣れる説。

川や湖や海で岸から釣りをしていて、近くをエンジンを付けた船が通過すると、かなり大きな波が発生します。静かに釣りを楽しみたい人は、ジャブジャブとした大きな波の音と水しぶきに腹をたてることもあるかもしれません。しかし、その必要はないかもしれな…

渓流で管理釣り場用スプーンは釣れるか。

トラウトフィッシングに使われるルアーのスプーンは、渓流などのいわゆるネイティブ用と管理釣り場用に基本的に別れています。多くの釣り人のみなさんが、この分類を守り、両者を使い分けているのではないでしょうか。 そんな中で、私は前から考えていたこと…

エリック・クラプトンと釣り。

実は私は、釣りよりもギターの方が数百倍得意な人間なのですが、ギターはフェンダー社のストラトキャスターというものを何十年も使っています。このギターを使いはじめたきっかけは、何だかんだ言ってエリック・クラプトンの影響が大きかったのかなと今では…

現代の職漁師⁉ 管理釣り場のフライフィッシング。

管理釣り場でフライフィッシングが禁止の場所が、ジワジワと増えてきているような気がします。今回は、この問題について考えてみましょう。 管理釣り場でフライフィッシングが嫌われる理由。 管理釣り場でフライフィッシングが禁止になる場所がある理由は、…

魚を釣った時に手で触ると、魚は火傷するのか問題。

よく釣った魚に人間の手で触れると、魚が火傷したり皮膚が損傷するので、リリースする場合は良くないと言われています。 今回は、この「手で触ると魚は火傷するのか問題」について考えてみましょう。 人間の手で魚は火傷するのか? 人間の手で触ると魚が火傷…

九ちゃんフィッシングのテレビでの放送終了と地上波の釣り番組。

釣り餌でお馴染みにのマルキューの提供で長年放送されていたテレビ番組「九ちゃんフィッシング」が、この春の番組改編期で終了となりました。なんともレトロでクセになるオープニングテーマが好きだったので、少し残念な気がしましたが、これからはテレビで…

10連休が釣りに与える影響。

何やら今年のゴールデンウィークは、カレンダー上では10連休らしいですね。この話を聞いた瞬間、「うわぁ釣り場が荒れそう、嫌だなぁ」と私は思いましたが、そう心配はいらないのかもしれません。 10連休と釣り。 10連休なんてものがあると、それだけ例年の…

ブルーバックレインボーが居る!? 群馬県野反湖の釣り。

野反湖は、古くからブルーバックレインボーと呼ばれる、青みがかった色のニジマスが自然繁殖していることで有名です。釣りキチ三平のコバルトマスというエピソードも、この湖をモデルにしているのではないかと推測されます。そんな古戦場とも言えるような野…

生肉ワーム伝説。

餌釣りよりルアー釣りの方が釣れるということもなくはないですが、基本的には餌釣りの方が良く釣れるものです。やはり餌の食わせる力というのは、絶大なものなのでしょう。 そんな餌にルアーのアピール力まで備われば、滅茶苦茶釣れるような気がしてきます。…

ハイギアのリールは釣れない!? スピニングリールとギア比の関係。

以前、とある湖でトラウトのルアー釣りをしている人達を観察していると、なかなか釣れない人の共通点として、今時のハイギアのスピニングリールを使っているということがありました。 たまたまそうだったということもあるでしょうが、リールのギア比が釣果に…

ドキドキするようなイカれた人生を送りたければ釣りをしろ。

私は若い頃、ブランキージェットシティというバンドのファンでした。 今でも心の住所はブランキージェットシティだと思えるくらい、多大な影響を受けて育ってきました。同じファンのお兄さんお姉さん達にお世話になりながら、ライヴで汗だくになって暴れてい…

中禅寺湖のレイクトラウト釣りにスライドスプーンは必要なのか?

近年トラウトフィッシングの世界でとても人気があるの釣りに、プロビアなどのスライド系スプーンを利用した中禅寺湖でのレイクトラウト釣りがあります。ちょっと変わった形のスプーンを使いボトム付近を狙う釣りですが、かなりのルアー釣りの人々がそのスラ…

忠さんのスプーン マスター

忠さんのスプーンというとバイトが有名ですが、それとはまた違った持ち味を持ったスプーンにマスター(master)があります。ちょっと使う人の少ないこのスプーンについて、今回は見ていきましょう。 マスターの特徴、バイトとの違い。 上の細身なのがマスタ…

パックロッドのすすめ。

釣り人の中でも特にルアーフィッシングをする人は、テレスコ式やマルチピースのロッドを嫌う傾向が少なからずあります。しかし、実際にはパックロッドには沢山の利点があり、とても便利なものなのです。 パックロッドの利点。 ・持ち運びに便利。 パックロッ…

グリグリメソッドとグリグリナナハン。

芦ノ湖に古くから伝わるグリグリメソッドというものがあります。過去にはグリグリナナハンという専用ロッドが発売されていたくらい盛んなものであり、今でもこの釣りを楽しんでいる人もいます。 グリグリメソッドとは。 グリグリメソッドとは、ワカサギがフ…

オールドリールの方が丈夫だという事実をどう考えるか。

21世紀の現在売っているリールと、20世紀に売られていたリール、どちらが丈夫かと聞かれたら、釣りをしたことのない人なら、現在売っているものだと答えるかもしれません。しかし、少しでも釣りをした人なら、古いリールの方が丈夫だと知っているはずです。 …

管理釣り場のトラウトとネイティブトラウトとでは、どちらの釣りの方が難しいか。

近頃は、ルアーのトラウトフィッシングと言うと、管理釣り場の釣りの指すような傾向が強くなっている気がします。釣り具屋を覗いてみても、トラウト用品のコーナーは管理釣り場用の物ばかりということも多いです。一方で、自然の川や湖にこだわりネイティブ…

遊漁券のネット購入サイト、つりチケ。

つりチケという入漁券をインターネットで購入できるサービスがあります。なんとも便利な時代になったと思いますが、実際のところはどうなのか、ちょっと見てみましょう。 つりチケとは。 www.tsuritickets.com つりチケとは、一般社団法人Clear Water Projec…

フロロカーボンラインの特徴と使い道。

昨今は釣り糸というとPEラインが主流になってきたため、フロロカーボンラインの影が薄くなってきたような気がします。最近釣りを始めたような人は、フロロのラインがどういった特性を持ち、どんな時に便利なのか、よく知らないこともあるかもしれないので…

釣り人におすすめ 入場無料!「札幌市豊平川さけ科学館」

札幌市の真駒内公園内に入場無料で見ることができる、サーモン・トラウトの仲間をメインとした水族館のような施設があります。 札幌市豊平川さけ科学館 釣り人にとっても、なかなか興味深い場所なので、ご紹介したいと思います。 札幌市豊平川さけ科学館とは…

入漁券、売る気あるのか問題。

漁業権の設定されている渓流などで釣りをする場合には、入漁券・遊漁券・鑑札などと呼ばれるものを購入してから釣りをしなければなりません。近頃は、インターネットやコンビニ、自動販売機などで購入できる場所も増えましたが、依然として昔ながらの売り方を…