釣りにゃんだろう

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入漁券、売る気あるのか問題。

漁業権の設定されている渓流などで釣りをする場合には、入漁券・遊漁券・鑑札などと呼ばれるものを購入してから釣りをしなければなりません。
近頃は、インターネットやコンビニ、自動販売機などで購入できる場所も増えましたが、依然として昔ながらの売り方をしている場所も多く、利用者にはとても不便な状況が続いています。


昔ながらの入漁券の売り方。

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昔ながらの入漁券の売り方とは、地元の小さな釣り具屋や商店や旅館などで、片手間程度に取り扱われている状態です。

このような状態ですと、釣り人側は非常に不便を感じ、入漁券を購入するのがとても面倒になります。

まず、売っている場所が分かりずらく、見つけにくいことが少なくありません。

また、場所が分かったとしても、釣りを始めたい時間の早朝には開いていないことが多いです。

さらに、いざ入漁券を購入するとなると、それだけを買うだけで済ませるのは、なんだか気が引けてしまい、何か買い物をしないといけない気もしてきます。

こうなってくると入漁券を買うまでに様々な煩わしいことがあり、もう釣りに行くのは止めようかと思ってしまいます。
また、心ない人は、「もし見回りが来たら現場券で買えばいいか、どうせ来ないんだし」、とお金を払わずに釣りをするかもしれません。


そもそも売る気があるのか。

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ここまで利用者の利便性を無視したものだと、そもそも管轄の漁協などに入漁券を本気で売る気があるのかと疑いたくなってきてしまいます

やはり、未だに昔ながらの売り方をしている場所は、はっきり言って売る気が全くないのではないでしょうか。

入漁券を売って収入を得ようと少しでも考えているなら、コンビニや自動販売機で売るなどの対策をさすがにとっているはずです。

このご時世になっても、そういった対策をとっていないということは、遊漁に力を入れていないか、高齢化や過疎化で形だけになっているかなどで、釣り人からお金をとる気がほとんどない場所なのでしょう。

 


たとえお金をとる気がないようだといっても、決まりは決まりですから、入漁券は買わなければいけません。
今日もどこかで釣り人は、釣りを始めることがなかなかできずに、山村をうろうろとして困っているのかもしれません。