「つりチケ」というネットで遊漁券を購入できるサービスがありますが、去年あたりから加速的に取り扱い漁協が増えてきています。
個人の家や商店で遊漁券を売るよりも、こういったサービスを使った方が、効率よく徴収できると考えるようになった漁協が増えてきたからなのかもしれませんが、やはりコロナの流行も理由の一つではないかと思います。
世の中が変わってしまった今では、田舎の人なら誰だって都会からやってくる釣り人と、いちいち対面して遊漁券を売りたいとは思わないでしょうし、これを期にネットでも買えるようにしてしまおうかと、つりチケの参加を決めた漁協もあるのではないでしょうか。
個人的には、こういった流れはとても喜ばしいと思っています。
私は、コンビニで買い物をして人と接するのも少し嫌なくらいの社会不適合者ですから、ついでに「釣りの券もください」というのが億劫で仕方なく、コンビニで遊漁券を買う必要がある時は、前の日からちょっとブルーになるほどです。
コンビニでさえこうなのですから、商店や小さな釣具屋のような場所でしか遊漁券が買えない時には、「釣りに行くの止めようかな」と思うこともあるほどです。
私は、こんな人間なので、人との接触の機会が減るきっかけとなったコロナが流行って、本当に良かったと思うようなことが、いくつもあります。
まあ、困った人も沢山いるのでしょうから、こんなことは言うべきではないのでしょうが、落ち着いて一人で釣りをするためには良い時代になったと思ってしまっています。