釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「先週ここに魚が居た」という情報は使えるか?

釣りをする知人や友人がいる人は、「先週あそこに魚がいっぱい居たからさ、行ってごらんよ」というような話を聞き、その情報を信じて釣行するということがあるのではないでしょうか。 それから、私のように一人で釣りをしている人間でも、自分で先週魚が居る…

丸沼で「ブラボー!」と叫ぶことはできなくとも。

群馬県の丸沼と言えば、1969年の3月に開高健が常見忠さんと釣りに行き、大きなニジマスを釣り上げ「ブラボー!」と叫び、その魚でABUのコンテストで賞を獲った場所として有名です。 それでは、2021年の現在もそのような夢のある釣り場と言えるかというと、ち…

釣り初心者にバックスイングを教えることの重要性。キャスティングのコツ。

テレビで芸能人なんかがルアー釣りをしている場面を見ていると、まあ無惨なキャストをしていることが多いですね。 スピニングリールのフットを指で挟まずにグリップを握ったり、フットに人差指を掛けてピストルのように握ったりと、滅茶苦茶なロッドの持ち方…

落ちマス釣り。

いつだったか、早朝に山間の川沿いの道路で車を走らせてていると、ガードレールから乗り出して、釣りをしているおじさんが居ました。 原付きを路肩に停めて、足元にクーラーボックスを置き、のべ竿をガードレール越しに川まで伸ばして、道路から釣りをしてい…

工事が原因の濁り。

川釣りには、濁りがつきものです。大雨や雪融けなどで急激に水位が増えると、どうしたって川は濁ってしまうからです。 この濁りも、その程度や条件によっては、釣りにプラスに働くこともマイナスに働くこともあるから面白いものです。 ある程度の濁りと増水…

スピニングリールの右投げ右巻きが増えている?

近頃、釣り具のCMを見ていると、スピニングリールを右投げ右巻きで扱うシーンが多い気がしてなりません。 常識ある釣り人の皆さんなら当然お分かりかと思われますが、右利きの人が右ハンドルでスピニングリールを使用するこの方法は、明らかに間違ったリール…

ルアーにカツオやマグロを装着する釣法。

最近、面白可笑しい話を聞いたのですが、いくつかの小さなルアーメーカーの人達は、どうしても釣果を出したい時には、ルアーのフックにカツオやマグロを付けて釣りをしているらしいです。私が聞いた話では、スプーンにカツオやマグロを付けて、低水温期の活…

道東のイトウ釣り。

現代ではイトウを釣ろうと思ったら、道北に行くのが常識となっています。それだけ道北には、まだ比較的多くのイトウが生息しているからです。 それでも、昭和の時代には道東の釣り場の方が人気があったようです。イトウ釣りと言えば、道東の湿原河川で行うも…

渓流ルアーのタックルを揃える予算が三万円。

いつだったかテレビのチャンネルを回していたら、お笑いコンビの極楽トンボの番組で、渓流でルアー釣りをしようという企画をやっていたので、ちらちらと見ていました。 まずはタックルを揃えようということで、タックルベリーで買い物をしていたのですが、そ…

釣りのビギナーズラックを意識的に再現することは可能か。

釣りほど「ビギナーズラック」という現象が頻繁に見られるものは、なかなかないと思います。 釣りをろくにしたことがない人に竿を持たすと、何故か魚がすぐに釣れます。おっかなびっくり必死に魚を寄せてくると、「ウソでしょ」というようなサイズの魚が大人…

1メートルのアメマスは釣れるか。

1メートルのイトウが釣れたという話は、そこまで珍しいものではありませんが、1メートルのアメマスが釣れた話は、あまり聞いたことがありません。 昔は居たとか、あそこで見たとか、釣った人がいる、といった話は聞いたことはあるものの、写真などのしっか…

巨大なGTやヒラマサでさえバーブレスフックで釣られているのに、イトウごときでバーブありのトレブルフックを使うの恥ずかしくないのか。

テレビの釣り番組で、GTやヒラマサなんかの何十キロもある魚をルアーで釣る様子が、よく放送されていますが、見たところほぼ100%とバーブレスフックが使われているようです。 巨大なフックを振り回すことによる危険性や、何よりも魚に与えるダメージを考えて…

渓流釣りの源流ブームの影響。

昭和の後期くらいでしょうか、渓流釣りの世界では源流ブームのようなものがあったようです。人が滅多に立ち入らないような源流に行くと、びっくりサイズのイワナがよく釣れるということで、沢山の人が山に挑み、そして大イワナを手にした時代があったようで…

釣りをする時の駐車場所問題。

車で釣りを行くと、なかなか困ったことになるのが駐車スペースの問題です。 ちゃんと駐車場があり、そこに釣り人が停めて良いことになっていれば何の問題も無いのですが、そういった釣り場はごく一部に限られます。 一見車が停められそうな空き地でも、必ず…

釣り具の「えぐり」。

おそらくロッド&リールという雑誌あたりが発祥だと思うのですが、地方の古くからある釣り具店に行き、眠っているオールドタックルを発掘して買うことが「えぐり」と呼ばれている時代がありました。90年代後半から00年代初頭の頃のことだったと思います。 小…

ラッキーな釣り人。

かなり前にロシアのタイメン釣りの動画を見ていたら、超絶ラッキーな釣り人がいました。 余裕で1メートル以上はある結構大きな魚を掛けて、じっくりと寄せてきている動画でしたが、水が澄んでいるので魚の動きがよく見えます。そんな中で、魚が大きく左右に…

釣りとキノコ狩り。

秋の釣りは、良いものですね。妙に気分を感傷的にさせる乾いた風、日に日に色付いていく木々、釣れる魚は一発大物。 まあ、そんなに上手くはいかないことも多く、肌寒い川岸でただただ寂しい思いをするだけなんてこともあるかもしれませんがね。 それでも、…

「勉強はできないけれど、釣りはできる」は恥ずかしい。

いつだったか、そこそこ有名な釣り人達が集まって、「今日は高卒の奴しかいないな」と騒いでいるのを見かけたことがあります。 それから、情熱大陸というテレビ番組にフライフィッシングをやる人が出ていた時には、幼馴染みのが釣り仲間が集まって、「みんな…

管理釣り場のイトウがミノーで釣れる謎。

管理釣り場には養殖もののイトウが放流されている所があり、そういった魚を狙うには、ちょっと大きめなミノープラグを使うのが定番なようです。 私自身は、管理釣り場でイトウが釣ったことは一度もないのですが、ミノーを投げてチョンチョンとアクションをつ…

湖のトラウトフィッシングのダメな時の絶望感。

釣りというものは、ちょっと条件が悪いだけで全く釣れなくなってしまい困ることがよくありますが、中でもトラウトの仲間の湖の釣りというもののダメな時の絶望感というものには、なかなかのものがあると思います。 この種の釣りは、水温が低過ぎたり高過ぎた…

ロッドとリールのバランス。

釣りメディアのタックル紹介のような場面で、ロッドとリールの「バランスが良い」と誉めたり、バランスを考えてリールの機種やサイズを決めていたりすることがあります。 真面目な人は、ああいったものを真に受けて、「この軽いロッドにしよう」とか、「この…

自然本来の姿を教えてくれるオショロコマ。

北海道には、オショロコマという一際美しいイワナの仲間が生息しています。 このオショロコマ、サイズが小さく、あまりにも簡単に釣れてしまうためか、釣り人には全く人気がありません。 大量に釣って食べたり売ったりする人か、生息域や形態の違いを調べる…

釣り雑誌と退職届け。

何年か前のこと、ある初冬の雨の休日に、私はこたつに入り横になりながらテレビを見ていました。 頭の横には、古本屋で200円で買ってきた、読みかけの渓流ルアーの季刊誌が裏表紙を上にした状態で転がっています。 ふとその裏表紙のルアーの広告に目線を向け…

ハタ北上中。

近頃は、根魚をルアーで釣ることをロックフィッシュゲームなどと呼び、とても人気が釣りとなっているそうですね。 昔は、岸からやる人がちょっと居る程度だったものですが、今では岸からだけでなく船からも専門に狙う人も増えているようで、根魚達にとっては…

DAIWAのロゴマークのデザインには、かなりお金がかかっている?

ダイワのロゴマークが現在のものに変わってから、もうどれくらい経つのでしょうか。私が、久しぶりに子供の頃していた釣りを再開したのが10年ほど前なのですが、もうその時にはダイワの会社名がグローブライドとなりロゴマークも変わっていて、びっくりした…

釣りと握力。

私はギターを弾く人間なのですが、何日かみっちりと釣りをした後にギターを弾くと、とても調子良く演奏することができます。 弦がしっかり抑えられて綺麗な音が出ますし、余裕をもって指を動かしまくることができます。 こうなるのは、どうも釣りをしている…

釣り人の服装と腕。

釣り場には、たまに全身バッチリ高価なウェアで固め、高価なタックルを握り、これまた高価なネットをぶら下げ、まるで釣り雑誌から抜け出てきたかのような完全装備の釣り人がいますが、ああいった人達って、どうもあまり魚が釣れていないような気がしてなり…

釣り竿をロッドと言う人。

釣り竿は、英語ではrodと言うので、日本でも釣り竿がロッドと呼ばれることが、かなり多くなっています。 このブログでも、釣り好きの人が読むのだからロッドと言った方が分かりやすいかと思って、散々私もこの単語を使っています。 ただ、実際の普段の釣りの…

メダルは獲ったことに意味があり、魚は釣ったことに意味がある。

今年の夏は日本でオリンピックが行われていましたが、コロナ関係など競技以外のところが騒がれがちで、ちょっとアスリートには気の毒な大会でしたね。 中には、競技を終えた後におっさんにメダルをかじられた人までいて、余計な騒ぎに巻き込まれて本当に気の…

近頃(2021年)の犀川殖産エリア。

長野県を流れる犀川の犀川殖産漁協管轄のエリアは、毎年のようにテレビ番組で取り上げられています。 ・本流釣りを楽しむのには川幅も水量も申し分なし。・他の川のオフシーズンも釣りができる。・駐車スペースやポイントも分かりやすい。・放流が行われキャ…