最近、面白可笑しい話を聞いたのですが、いくつかの小さなルアーメーカーの人達は、どうしても釣果を出したい時には、ルアーのフックにカツオやマグロを付けて釣りをしているらしいです。
私が聞いた話では、スプーンにカツオやマグロを付けて、低水温期の活性の低いアメマスを釣っていたという話ですが、もう笑っちゃうくらいのインチキっぷりですね。
まあ、他人から聞いた話ですから、どこまで本当なのかは分かりませんけど、近頃の釣り業界に蔓延しているインチキな雰囲気から考えてみれば、充分にやっている人はいそうなものです。
とは言え、スプーンにマグロやカツオを付けて、そんなに釣れるものなのでしょうか？サケ釣りでスプーンにサンマを付けて釣れているのは、いくらでも見たことがありますが、川で他の魚を釣るする時にも効果があるんでしょうか。
フックに重いものを付けるとスプーンの動きは悪くなりまくるでしょうから、その本来のアピール力は、ほとんどなくなってしまうのではないでしょうか。
それどころか、カツオやマグロ単体で使うのと比べたら、かえってスプーンが邪魔してしまいそうです。
普通に魚を釣るのなら、スプーン単体かエサ単体の方がずっと有利な気がしてきてしまいます。
しかし、こういったインチキをする人達は、エサ単体で釣ったので意味がなくて、意地でも自社のルアーを使わなくてはいけないのでしょうから、こんなヘンテコな釣り方をするハメになるのでしょうね。
もうあまりにも滑稽過ぎて笑うのもめんどくさくなってきますが、そういったメーカーの物でも喜んで買うファンのような人達も存在するわけで、こちらはもう笑うに笑えないくらい救いようがない話だと思います。
