釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

釣り人は、なぜゴミを釣り場に捨てるのか。

釣り人の多いポイントには、ゴミが落ちていることが少なくありません。 その内容物や量から考えれば、それらは釣り人が出したゴミであり、うっかり落としたのではなく、明らかに意図的に捨てていったものだと思われるものが沢山あります。こういったことが問…

第3のウェーディングシューズのソール、アクアグリッパー。

ウェーディングシューズのソールには、フェルトかラジアルと呼ばれる樹脂製のものの二種類があります。 ある程度の値段のするラジアル底のシューズには、ビブラム社製の物が使われていることが多く、フェルトかビブラムかのニ択であると言える状況でしょうか…

ルアーフィッシングをする人の中には、トローリングを否定する人が多いが…

ルアーでトラウトが釣れる湖では、岸やボートからキャスティングでの釣りが行われているだけでなく、トローリングでの釣りも行われていることがあります。 キャスティングの釣りをしている人の中には、「魚探使って船で引っ張って釣っても…」というように、…

穴開きスプーンは釣れない説。

ルアーのスプーンには、稀に穴の開いているものがあります。この穴には、水流の変化を起こしたり、気泡を発生させて、魚にアピールする狙いがあるようですが、その効果はちょっと疑わしいものです。 ダイワのコーホ。 穴の開いたスプーンの代表として、ダイ…

フライキャスティングの教本に見る、釣り人の低レベル化。

ここに2冊のフライキャスティングの教本があります。一冊は2006年、もう一冊は1994年に出版されたものです。 どちらも古本屋で200円~300円程度で買ってきたものですが、私の釣りに役立ったのは、圧倒的に古いものの方です。それは、本の内容がかなり違うか…

釣り竿(ロッド)は、そんなに折れるのか?

たまに「ロッドを使いこんで折れるまで使った」とか、「魚の引きに耐えきれずにロッドが折れた」というようなことを言う釣り人がいますが、このような発言はかなりあやしいものだと思って間違いないはずです。 ロッドはかなり丈夫。 釣り竿というものは、か…

淡く儚い、2020年春の釣り。

近頃は、あまりあちこち動き回ってはいけないという時世になってしまったので、私も冬の間からあれこれと準備し予定していた釣りにも行けずに、無駄に室内トレーニングばかりこなす日々となっております。この事態が続けば、マグロでも釣れるような身体にな…

釣り具は、性能的にはプロックスくらいで十分。

プロックス(PROX)という釣り具会社があります。このメーカーは、元々釣り具問屋だった会社が、釣り具の製造・販売を始めた、問屋系と呼ばれる会社であるらしく、主にアジア圏で製造した釣り具を販売しています。 プロックスの釣り具は、「釣りをもっと…

釣りは不要不急の用事か。

自然災害が起きたり、最近のように病気が流行ったりすると、「不要不急の外出は控えて」などとアナウンスされることがあります。これに従って旅行や行楽などを中止する人が多かったり、様々なイベントが自粛されたりするようですが、釣りに関しては、厳しく…

ワカサギがルアーで釣れる季節。

ワカサギ釣りというと、冬季に氷上や船から行われることが多いものですが、私は結構ルアーで釣ってしまっています。 ワカサギがルアーでよく釣れてしまうのは、産卵期が近くの春先のことです。この時期にはワカサギは接岸してきて、ワカサギの多い湖ではワラ…

オールドリールのフットナンバーなんてどうでもよい。

オールドリールが売りに出されている時に、「フットナンバーは…」と製造番号が明記されていることが少なくありません。 それだけ、オールドリールを欲しがるような人の中には、フットナンバーを気にする人が多いということなのでしょうが、私はあまり気にせ…

カーディナル33は要らない。

私は、所謂オールドリールというものを使って釣りをすることが趣味です。そこまで大量ではありませんが、滅多に出番がないリールもでてきてしまうほど、オールドリールをそれなりの数所有しています。 しかしながら、オールドリール好きなら誰でも持っていそ…

管理釣り場(エリアフィッシング)の料金は高過ぎないか?

エリアフィッシングと呼ばれる管理釣り場のトラウトフィッシングは、2000年代に入ってから、とても盛んに行われています。 管理釣り場の釣りは、魚が確実に居る、技術により釣果の差が出やすくゲーム性が高い、釣った魚を食べることもできる、といった点があ…

釣りの小物を買う場合には、ヨドバシカメラが便利。

釣りをしていると、フックやラインや小物など、500円もしないような、ちょっとした釣り具が必要になることがあるものです。こういった物は、とてもバリエーションが豊富であり、実店舗の釣り具屋さんでは置いてあるのを見たこともないようなものも多く、ネッ…

魚は、固いロッドや伸びの少ないラインで引っ張るほど、強く引いたり暴れたりする。

私は基本的に、ルアーフィッシングをする時には、今だにほとんどナイロンラインを使って釣りをしていますが、たまにPEラインを使って釣りをすると、大して大きくない魚でも暴れたり引きまくるので、ちょっと驚いてしまうことがあります。 ラインに伸びがな…

ダイソーのハリスの品質は?安物釣り具の有効活用。

ダイソーには、釣り具が売られていることがあります。安物だから使い物にならないと思われがちですが、使い方次第ではかなりお得に釣りを楽しむことができます。 今回ご紹介したいのは、ハリスです。 安物のラインは不安だが… 釣りにおいて信頼できるライン…

釣りを始める時には、高い釣り具を買った方が長続きするのか?

どんな趣味を始める時でも、「ある程度高い道具を買った方が長続きする」と言われることがあります。 これは、「高い物を買ってしまったから」と思い一生懸命取り組んだり、高い道具は品質が優れているから上達しやすくハマりやすい、といった理由から言われ…

鱒レンジャーなどの、グラスソリッドロッドの多彩な使い道。

近頃は、鱒レンジャーなど、グラスソリッドの安価なロッドがよく売られています。安い物のため初心者の入門用の物だと思われがちですが、そんな用途だけに使うのではもったいない、とても便利で良い物です。 グラスソリッドのロッドの特徴。 このようなグラ…

サーモンとトラウトって何が違うの?

たまに釣りをしない人に、サーモンとトラウトって何が違うの?と聞かれることがあります。スーパーなどで見かける鮭や鱒の仲間に、これらの名前が使われていることがあり、見た目では違いをあまり感じないからでしょうか。 そこまで魚に詳しくない私は、「ま…

釣りにビギナーズラックはあるのか?

ビギナーズラックという言葉があります。何かの初心者が幸運に恵まれ、思いがけず成果を上げてしまうようなことを言います。よく釣りにもビギナーズラックがあると言われていますが、はたして本当なのでしょうか? 少なくとも私にはなかった。 まず、一番分…

ヤマメは神経質な魚なのか。

よくヤマメは神経質な魚だから、こちらの気配を悟られないように慎重に釣らなくてはならないとか、一度ルアーやフライを見切られたら二度と出てこないなどと言われています。はたして、あれは本当なのでしょうか。 釣りをよくする方ならご存じかもしれません…

古い本に見る中禅寺湖のレイクトラウトのポイントの変化と、釣りの技術革新。

ここに「湖沼のルアーフィッシング」という1970年代後半に出版された古い本があるのですが、昨今とても人気のある中禅寺湖のレイクトラウトの釣り方がすでに解説されています。 釣り方としては、スプーンを底まで沈めてリトリーブとフォールを繰り返すとのこ…

アブガルシア ORRA SX

ちょっとした出来心から、(私にとっては)今時のロープロファイルのベイトリールを手に入れてしまったので、どんなものなのかちょっと見ていきましょう。 オーラ SX 手に入れたのは、アブガルシアのORRA(オーラ)SXというリールです。新品で3,000円だったので…

ランディングネットのマグネットリリーサーが使えない理由。

マグネットリリーサーというものがあります。ランディングネットに取り付け、もう片端を強力な磁石でネットを服やバッグなどに取り付けておけて、魚を取り込む時には片手で強く引っ張れば外れるという、とても便利なものです。私も持ってはいるのですが、ち…

最近の安物リール Abu Garcia カーディナル 301MS

私が持っている小型スピニングリールの中で最新のモデルは、ミッチェル300xだと思っていました。しかし最近、なんか見慣れない今どきのリール風の箱が部屋にあるなあ、と思いよく見てみるとCardinal301MSと書いてあるではありませんか。持っていることさえ忘…

なぜかオールドリールが値上り気味な件について。

最近、ヤフオク!などを眺めていてふと思ったのですが、オールドリールの値段が数年前よりも高くなってきている気がします。一体何が起きているのでしょうか。 微妙なモデルまで値上り気味。 昔から安定高値のオールドスピニングリールとして、アブのカーディ…

湖でトラウトを釣る時のコツ。岸と平行や斜めにキャスト。

湖のトラウト釣りというものは、慣れない人にとっては、何かの修行か苦行のように思えてくることがあるようです。どこを釣れば良いのかよく分からず、あまり釣れる気もせず、ただ寒いだけ、というように感じることがあるからです。 実際には、ちゃんと魚さえ…

昔はヒップブーツがよく使われていたのは何故か。ウェーディングの必要性。

1970年代などの古いルアーフィッシングやフライフィッシングの本を見てみると、釣り人がヒップブーツやヒップウェーダーと呼ばれる股下までしかないウェーダーを履いている姿の写真が目立ちます。今では、なかなかヒップブーツを履いている人はいません。ど…

ウェーディングスタッフ。

ウェーディングスタッフを使っている人を、私は日本では見たことがありません。これは結構マイナーなアイテムなのかもしれません。 ウェーディングスタッフとは? ウェーディングスタッフとは、簡単に言ってしまえば杖です。川の中に立ち込んだり、移動した…

釣り人は運動不足なのか。ウェーダーのサイズに見る釣り人の体型。

シムスというアメリカのメーカーのウェーダーがあります。丈夫で機能的で見た目もカッコ良く、今では世界中の釣り人に愛用されていて、「シムスを着ていないガイドは、ちょっとあやしい」とさえ言われるほどです。 私も4本ほどシムスのウェーダーを持ってい…