シムスというアメリカのメーカーのウェーダーがあります。
丈夫で機能的で見た目もカッコ良く、今では世界中の釣り人に愛用されていて、「シムスを着ていないガイドは、ちょっとあやしい」とさえ言われるほどです。
私も4本ほどシムスのウェーダーを持っていますが、結構高価なものなので中古で買ったものばかりです。
今のところ、もう買う必要はないくらい持っているのですが、ついつい習慣的に中古で良い物がネットに出ていないかチェックしてしまっています。
そんな時には、まずモデルや価格をチェックし、それからサイズを確認します。
このようなことをしていて気付いたのですが、サイズに Kの付く物が、結構多いのです。
『SK』『J-MK』といった物です。
シムスのウェーダーのサイズのKという記号はキングサイズという意味で、通常よりも太めの体型に合うように作られているというものです。
このような物が多く出回っているということは、通常サイズのウェーダーでは入らない、太めの体型の人が日本の釣り人には結構多いということを表しているのではないでしょうか。
確かに、シムスのウェーダーを履いているようなフライやルアーの釣り人達の中には、結構太めの人が多い気がしないでもありません。
やはり、シムスのウェーダーをじゃんじゃん買えるくらいのレベルの裕福な人になると、美味しい物を食べまくっていて、よく肥えているのでしょうか。
そんなことはないのかもしれませんが、結構肥満気味の人が多いのは事実なのではないでしょうか。
考えてみれば、これはちょっとおかしなことです。
釣りは野外活動ですし、その中でもウェーダーを履いてするようなジャンルの釣りは、水中を歩いたりして、結構運動量のあるものです。
そういった釣りをしているのに、運動不足のような体型をしているとは、なんとも矛盾しているのではないでしょうか。
一生懸命釣りをしている人なら、運動不足になるはずはないですし、日頃から釣りのために自分の体力や体型に注意しているはずです。
ですから、もしかしたらKの付いたらサイズを着ているような人の中には、それほど真剣に釣りには取り組んでおらず、日頃から運動もせず、ただのファッション感覚でカッコつけてシムスのウェーダーを着ているような人が多いのかもしれません。
こんなことを言っている自分も、実はちょっと気を抜いただけで太りやすい体質なので、せいぜいキングサイズのお世話にならないように気を付けて、これからも真剣に釣りに打ち込んでいきたいと思っています。