釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

北海道

これからの時代は、わざわざ本州から北海道に釣り行かなくても良いのでは。

サケ科の魚を釣るのが好きな本州や四国や九州にに住んでいる人には、北海道はパラダイスのように思われているようですが、近年はそうでもなくなってきているような気がしてなりません。 まず、ここ数年で北海道を代表する大型魚であるイトウが、急激に釣りづ…

クマ対策として、釣りのガイドを頼むと安全なのか?

近頃は、熊スプレーが売れまくっているくらい、熊を気にする釣り人が増えているようです。 特に、日頃はそういった熊が出没するような場所に釣りに行かない遠方からの釣り人は、熊をかなり恐れているようですし、釣りのガイドなんかを頼んだ方が良いのかもし…

意外とショボいアトランティックサーモン釣りから考える、北海道の釣りのレベル。

海外の釣りというと、日本には居ないような、とんでもなく大きな魚が釣れて大騒ぎというイメージですが、実際にはそうでもないようです。 しっかりとしたロッジがあり、人が沢山訪れるような場所は、そこそこの魚しか釣れないこともあるのです。 youtu.be 例…

北海道の釣りは、タコ部屋労働跡巡り。

今では結構有名な話ですが、北海道の古い道路やトンネルやダムといったものは、タコ部屋労働という悲惨な方法によって作られたものが沢山あります。 トンネルを工事したら人骨が埋まっていたとか、ちょっと土を掘ったら骨だらけだったという話は、いくらでも…

釣り人のクマ事故。

最近、朱鞠内湖で釣り人がヒグマに襲われる事故がありましたが、ああいったニュースを聞くと、亡くなった方には申し訳ないですが、「やっぱり結構良い釣り場なんだな」と見直したくなりますね。 まず、今回のような事故は、札幌なんかの人が住む場所にクマが…

ゆるくないキャンプのすすめ。

ここ数年、テレビ番組では、ちょっと田舎に行ったりアウトドアレジャーをする場面があると、決まってと言っていいほど「ゆるキャン」というアニメの音楽が流れます。 確かに、なかなか雰囲気の良い音楽で使い勝手が良さそうなのも確かですが、それだけこのア…

阿寒川の衝撃的な釣り。

ある秋の日、私は釣りをしようとしていた川が前日のまとまった雨で増水してしまい、釣りができそうもなかったので、少し困っていました。どうしたものかと、なんとなく地図を眺めていると、阿寒川の文字が目に留まりました。 現在地からは多少距離があるもの…

思いでのマーニーの舞台で 釣り人が逮捕?!

最近、スタジオジブリが作品の画像を「常識の範囲内でお使いください」と公開して話題になっていました。 それを見ていて私は思い出したのですが、「思い出のマーニー」という作品の舞台って、なんだか釣りの有名ポイントに似ています。 www.ghibli.jp 思い出の…

尾鰭の欠けたアメマスと夢の話。

ちょっと手元に写真がないのですが、たまに川で釣れたアメマスの尾びれが、不自然に欠けていることがあります。 こういったものを見ると、よく釣り人は「イトウに食べられかけたんだ!このサイズのアメマスに襲いかかるんだから、相当でかいイトウだ」なんて…

美幌峠から見える、屈斜路湖のニジマスのライズ。

水質が強い酸性になり、一時期は魚が絶滅しかけたと言われている、北海道の屈斜路湖ですが、現在ではウグイ・アメマス・ニジマス・ヒメマスなど様々な魚類が見られるようになってきていて、釣り人からの人気も高いものとなっています。 この日本最大のカルデ…

口の壊れたアメマスがよく釣れるということは、魚のリリースに意味はあるということの表れ。

北海道のアメマスという魚は、かなり貪欲なのか、小さいものから大きなものまで、積極的にルアーやフライに食いついてくることが多いです。 時には、他の魚を狙っていても、もう勘弁してくれというくらい釣れてしまうものですが、冷静に考えてみれば「40セン…

ヒッチハイクと釣り。

ヒッチハイクで釣りに行くなんてワイルドな人は、あまりいないかもしれませんが、北海道で釣りをしていてヒッチハイクをしている人を拾うということは、結構あるものです。 暖かい季節の北海道には、ヒッチハイクをしている若者が沢山います。近頃の若者とい…

シーバスよりイトウの方がずっと簡単に釣れるのは、どうしたものなのか。

私は以前、暇つぶし程度に毎週のように夜に川でルアーでフッコ釣りをしていたことがありました。時々、80センチオーバーのスズキが釣られているくらい、それなりに魚の多い静岡県の川の下流から河口でのことです。 しかし、私があまり釣りが上手でないことが…

湿原河川で釣った魚の写真をどう撮るか。

北海道には、湿原河川と呼ばれるような川があります。主に道東地方に多いでしょうか。 こういった川でアメマスやイトウやニジマスを釣る場合、岸際から深く掘れていたり、川底がぬかるんでいたりするため、ウェーディングせずに岸の上から釣りをすることにな…

トラウトは、川より湖の方が大物が釣れるということは、北海道ではあまり当てはまらない。

皆さんは、トラウトを釣る時に、川と湖のどちらの方が大きな魚が釣れると思いますか?本州では、どちらかと言うと湖の方が大物を狙えるようなイメージがある気がしませんか。しかし、北海道ではこのようなことは全くなく、どちらかと言うと現在は川の方が大…

淡く儚い、2020年春の釣り。

近頃は、あまりあちこち動き回ってはいけないという時世になってしまったので、私も冬の間からあれこれと準備し予定していた釣りにも行けずに、無駄に室内トレーニングばかりこなす日々となっております。この事態が続けば、マグロでも釣れるような身体にな…

ヤマメは神経質な魚なのか。

よくヤマメは神経質な魚だから、こちらの気配を悟られないように慎重に釣らなくてはならないとか、一度ルアーやフライを見切られたら二度と出てこないなどと言われています。はたして、あれは本当なのでしょうか。 釣りをよくする方ならご存じかもしれません…

ガイドに忖度してもらって魚を釣って楽しいのか。

近年、大流行した言葉として「忖度」というものがあります。 この言葉は、元々は「他人の心情を推し測る」という意味ですが、近年では「立場が上の人の都合を考えて、配慮する」というような意味合いで使われることが多いです。 この忖度という行動は、釣り…

ノーザンバイトの使い道。

ノーザンバイトというスプーンがあります。 このスプーンは、基本的にはバイトを肉厚にして、重量がアップしたものとなっています。 このちょっと特殊なスプーンを、私はどう使っているのか、今回は説明したいと思います。 肉厚、コンパクト設計。 私は、ノ…

釣り人は、釣りのついでに観光をするのか?

稀に釣り人を呼び込めば、ついでに観光などをしてくれて、経済効果があるのではないか、と考えている地方自治体などがあるようです。釣り人である私が考える限りでは、あまりそのような効果は期待できないのではないかと思ってしまいます。 釣り人は決して観…

『朱鞠内湖(笑)』のイトウ釣り問題。

近頃、私はイトウ釣りに熱中している人々と話したり文章をやりとりする機会が多かったのですが、そういった人達と話して感じたこととして、「朱鞠内湖のイトウ釣りは、バカにされている傾向が強い」ということがあります。 朱鞠内湖は、道北の幌加内町にある…

イトウのエサ釣り ドジョウ最強伝説。

以前、昭和の時代に130㎝オーバーのイトウを釣りまくっていた人に話を聞いたことがあるのですが、その人はルアー釣りとエサ釣りの両方を使い分けていたそうです。 やはり、釣りというものは、エサの方がルアーより釣れるなんて単純なものではなく、状況によ…

道東のドリフトボートガイドと、釣り関係者の魚の取り扱いについて。

北海道の東部である道東地方には、ドリフトボートを使って釣りのガイドをしている業者があります。 道東の河川は湿原の中を流れていることが多く、植物が繁っているために、徒歩で釣りをするのは大変な労力が要るものです。また、場所によっては徒歩では到達…

釣りとセイコーマート。

北海道で釣りをしていて、セイコーマート(セイコマ)を見かけない日というのは、なかなか無いのではないでしょうか。それほどこのコンビニは、北海道中にくまなく展開していて、とても馴染み深いものとなっています。 このセイコーマート、釣りをする時にも…

モンスタートラウトとは、どれくらいのサイズなのか?

モンスタートラウトという言葉があります。文字通り怪物のように巨大なトラウトという意味で、モンスターブラウンとかモンスターレインボーとか、魚種ごとに呼ばれています。 それでは、実際にそれぞれの魚種において、どれくらいの大きさなら「モンスターだ…

北海道のトラウトフィッシングに、釣り納めというものはない。

釣り納めという言葉があります。これは一年中釣れるジャンルではない釣りが趣味の人が、そこまででその年の釣りを終えることです。 このブログでよく取上げられているトラウト類の釣りなら、基本的には、春の解禁でシーズンが始まり、秋の禁漁で釣り納めとな…

管理釣り場で釣りを覚えた場合、ネイティブの釣り場で通用するか。

昨今は、トラウトフィッシングと言うと管理釣り場の釣りを指すことがあるくらい、管理釣り場での釣りは人気があります。 一方で管理釣り場と区別されネイティブと呼ばれている、自然の釣り場でのトラウトフィッシングも存在しています。 元々はトラウトフィ…

イトウは釣って写真を撮るには最適な魚。

私の釣りは、「魚を釣って、写真を撮って、逃がして」完結するものです。ですから、上手く綺麗な写真が撮れない、足場が高くて水辺に降りられないポイントや足場が護岸・桟橋・テトラポッドなどの釣り場では、あまり釣りをしたくありません。また、魚種によって…

車横付けポイントの実力と、北海道釣行でのガイドの必要性。

釣りのポイントというものは、車を駐車した場所のすぐ近くであったり、そこから何時間も歩かなくては辿り着けないこともあったりと、実に様々です。 なんとなく、駐車地点から遠いポイントほど、日頃から釣り人が沢山入る可能性は低くなるはずですから、よく…

釣りをしていて感動した瞬間。

釣りをしていると、感動をする瞬間が必ずあるものです。一番分かりやすいのは、狙っていた魚かそれ以上の魚が釣れた時でしょう。そんな時には、フックを外す手が震えてしまったことがある人も、沢山いるのではないでしょうか。 一方で魚が釣れた瞬間以外にも…