釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲストか外道か。

日本の釣りでは、昔から目標としている魚以外の魚種が釣れてしまった場合、外道と呼んであまり喜ばないことが多いです。しかし、近頃では、こういった目標以外の魚のことをゲストと呼び、ちょっとだけ前向きにとらえる風潮も出てきています。 とは言え、私は…

北海道でレンタカーで釣りをすること。

北海道という土地で釣りをするには、車という移動手段がないとかなり不利になります。頑張れば、バスや電車といった公共交通機関だけを使っても、そこそこ釣りはできるとは思いますが、北海道ではそういったものの本数が極端に少ないですから、効率は半端な…

パックロッドのガイドライン。

継ぎ目があるロッドは、ガイドが真っ直ぐになるように気をつけて継がなくてはなりません。物によっては、ガイドラインと呼ばれる目印の点や線や文字がロッドに印字されていて、それに合わせれば簡単なのですが、そういった物がない場合で、焦って釣りの支度…

見えている魚を釣って楽しいか。サイトフィッシング。

姿が見えている魚を狙い釣りをすることを、サイトフィッシングと呼んだりしますが、あの種の釣りに興奮を覚える釣り人は少なくないようです。 ルアーでもフライでも、魚の一挙一動にドキドキしながら、慎重に狙い定め食わせるハンティング的な釣りを面白いと…

なぜウェーダーを履いて釣りをしなければならないのか。

トラウトフィッシングをする人は、車で釣り場に到着してまず一番にすることが、ウェーダーを履くことである人は多いはずです。 私も、釣り場に到着し車から降りると川や湖の様子を眺めながら、半ば無意識的にウェーダーとウェーディングシューズを車から取り…

タコエギの根がかり問題。

昨年、関西の方の海で、海底にとんでもない量のタコエギが引っ掛っていて、漁の妨げになっていると、ニュースになっていたことがありました。 これは漁の妨げになるだけでなく、環境面でも大問題ですし、とんでもなく良くないことに違いないと思います。海底…

釣れた魚を美しく写真に残すコツ。少し休ませる。

釣りの釣果の写真というと、昔は魚をワシ掴みにして持ったり、陸に転がして泥だらけにしたり、死んだ魚を並べたりするものが多かったものですが、現在ではそういったものは少なくなってきています。 倫理面や魚の保護という観点から、「魚はできる限り水に浸…

釣りの現実は虫だらけ。

近頃はゲームの中で釣りをした体験から興味を持ち、やってみたいと思う人が増えているようです。 現実の釣りは、ゲームのようにテンポよくバシバシ魚が釣れることは滅多にありませんが、本物の水のきらめきの中から活き活きとした美しい魚が姿を現す感動は、…

とにかく魚が一匹釣れたら結束部を結び直す。

私は、子供の頃から釣りの最中に、ほぼ欠かさず行っていることがあります。 それは、魚が一匹釣れたら、必ずルアーやフライの結束部を結び直すということです。 近頃はちょっと油断して、たまに小さな魚が釣れた後にはやらないこともありますが、それでも習…

オールドタックルに憧れたきっかけ。

日本人には一定数のオールドタックル好きがいるようですが、そもそもそういった人達が海外メーカーのタックルに憧れたきっかけは何だったのでしょうか? これは、やはり日本でルアーやフライの釣りが広く知られるようになった当時の本や雑誌の中で、写真付き…

芸能人が釣りをする時、だいたいダイワが道具を提供している説。

タレントやアイドルのような人達が、ちょっと釣りをしてみるといった内容のテレビ番組はちらほらと見かけられるものです。 そういった時には、かなりの高確率で、「D」という特徴的なロゴの入ったダイワのライフジャケットやウェアを着ています。それから、…

今時、渓流でバーブ付きフックを奨めてくるフライ雑誌。

ちょっと古い数年前のフライフィッシャーという雑誌をペラペラとめくっていたら、近頃テレビの情熱大陸という番組に出演した、渓流のフライフィッシングで有名な人の記事がありました。 記事とは言っても、ほぼその人が関わっている商品の宣伝のような内容で…

漁師はライフジャケットをあまり着けないが、釣り人は?

船に乗る時のライフジャケットの着用が義務化されてしばらくたちます。実際に違反に罰則が適用されるようにもなりましたし、それなりに着用率は上がってきていそうです。 しかし、海に行った時などに漁師さんの様子を見てみると、まだまだライフジャケットを…

やりがちな失敗。 ガイドの通し忘れ。

よく初心者向けの釣りの本には、釣りの準備の項目で「ラインを一つずつ順番にガイドに通し、通し忘れのないようにしましょう」というような説明がされていることがあります。 私は、「誰がそんなミスするか」とバカにしていましたが、ちょっともうろくしてき…

いつかできるから今日できる。

私の家族の知っている方が乃○坂46のメンバーにいまして、それほどテレビなどに沢山出るような方ではないのですが、たまにテレビなどで見かけた時には、私は家族に元気そうだと報告したりしています。 そんなわけで、私は別にファンというわけではないのです…

アンバサダー5000Cでキングサーモンが釣れるんだから。

先日、久しぶりに開高健の小説「フィッシュ・オン」を読み返していて思ったのですが、この小説に登場するキングサーモンを釣り上げるのは結構難儀したのではないでしょうか。 魚のサイズ自体は、それほど大きくはなく、キングサーモンとしたら中型くらいなの…

釣り具の小物の発送には、今でも定形外が便利。

ネットオークションやフリマアプリがこれだけ世の中に広まると、その取引きに利用できる郵送手段も多種多様になってきました。 利用者は、手間のかからなさや配達速度や料金など、様々な条件を考えて、沢山の選択肢の中から選ばなくてはならず、ちょっともう…

その釣り具を壊したのは貴方。

釣り人の中には、ロッドを折ったり、リールを壊したりして、メーカーに修理や交換を求める人がいます。そういった人の多くは、「ロッドが折れた」「リールが壊れた」と認識して修理に出しているのかもしれませんが、それは大きな間違いだと思います。 普通に…

鮭稚魚からイトウまで釣れるマラブーの魔力。

マラブーという鳥の羽毛を使った、マラブーリーチやウーリーバガーといったフライがあります。管理釣り場などの定番パターンで、マラブーがヒラヒラするのが効くのか、水中を漂わせるだけでも魚は釣れますし、引っ張ってくると狂ったように魚が襲いかかって…

魚を釣りたかったら、魚が居ない場所で釣りしないことだ。

釣りに行って魚が一匹も釣れないことを、ボウズとかオデコとか言いますが、釣り人ならこの悲惨な結果を、何度でも経験したことがあると思います。 釣りをしたことがない人々は、魚釣りは魚が釣れるのが当たり前と思っているようですが、実際に釣りをしてみる…

距離感がおかしい釣り人。

釣り場では、場所取りや割り込みといったことで揉めるトラブルが、少なから発生しているものです。私は、人が密集するような場所での釣りはあまりやらないので、そういった揉めごとには巻き込まれたことはありませんが、それでもトラブルになりかねないよう…

夏場の釣りの風物詩。車のフロントガラスに虫がバチバチにくっつく。

春から夏あたりに、車で釣りにいくと、とんでもなく車の窓が虫で汚れることがあります。特に夕方から夜間にかけて、何かの虫の大群の中を突っ切ってしまい、フロントガラスにバチバチと雨のように当たりまくり、白い点だらけになってしまうような現象に襲わ…

魚の顔にも個性がある。

釣りをしない人や釣っても魚をよく見ていない人には理解できないかもしれませんが、魚の顔つきは一匹ごとに結構違いがあるものです。目の位置や顔の作りなど、同じ種類の魚でも、それぞれに違いがあり個性があるのです。 また、顔だけでなく、身体やヒレや模…

バス釣りは、おかっぱりかボートか。

なんだかんだとありまして、この国のバス釣りというものは以前よりはかなり人気が無くなっているようですが、今でもそれなりに愛好家はいるようです。 バス釣りが盛んな湖には平日でもボートが沢山浮かんでいますし、釣り具屋にもバス用のルアーはソルト用に…

水の濁りは葦を通過すると少し解消される。

かなり前に、テレビの釣り番組でルアーでのバス釣りの様子を見ていた時のことです。ボートから川で釣りをしていたのですが、雨の影響かかなり濁っていました。そこで、出演者は「葦の裏は濁りが少しとれる」というようなことをいって、岸から葦の根がせり出…

釣りのスクールやクリニックって何なんだ?

たまに釣り雑誌などに、○○スクールや○○クリニックといった名前の、川などで集団でメーカーの人や有名アングラーに集団で指導を受ける様子が載っていることがあります。ルアーでもフライでも、メーカーやショップなどが主催してこのような会合が開かれること…

釣り具の生涯保証。

海外メーカーのロッドには、生涯保証がついているものがあります。これは、日本のメーカーではあまり見かけないものですが、海外メーカーのフライロッドなどでは、あたり前に見かけられます。 生涯保証とか永久保証というと、永遠にタダで修理してもらえると…

釣れた魚を持って、家の前で写真を撮っていた時代。

古い釣りの本などを読んでいると、釣れた大物を持って家の前のような場所で撮られた写真が載っていることがよくあります。 これは、現代になって見てみると、かなり奇妙でシュールな絵です。川や海で釣れたはずの魚を、なぜか自宅の前で持ってドヤ顔を決めて…

4秒で釣れる釣り。

最近、テレビで「マス釣り場」の様子が流れていました。近頃は、密を避けてこうした屋外レジャーが行える場所が人気なようで(結局そこで密になっているのでは?)、ちょっと前まではあまり人気の無かったような、昔ながらのマス釣り場のような場所にも、沢…

イトウは、メーターオーバーを幻という?

かなり古い昭和の時代の本を読んでいたら、尻別川でバカでかいイトウを釣っていた太田さんという人の記事に、「メーターオーバーを幻という」というキャプションがつけられていました。私はそれを読んで、確かにこれだけ大物を釣りまくっていた人からしてみ…