2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「こんな時は、あそこに行って、ああすれば一発で釣れる!」釣り人なら誰でも、そんな根拠があるともないとも言えないような自信を持つことが、よくあるのではないでしょうか。 そして、実際にその通りに釣れてしまうということもあり、そんな時は機嫌よく早々…
近年ちょっとしたブームになっていることに、「渓流ベイト」などと呼ばれる渓流のルアーフィッシングにベイトリールを使う釣りがあります。渓流でわざわざベイトリールを使うことに意味があるのか、ちょっと考えてみましょう。 渓流でベイトリールを使う必要は…
中禅寺湖で釣りが許可されているエリアは、山側と国道側と呼ばれる2つの釣り場に大別されます。国道側は、車道が湖岸を走っていて気軽に釣りができるエリアで、山側は、ちょっとした山道を歩かなくてはアクセスできないエリアとなっています。 季節や釣れ具…
先日ちらちらとテレビの釣り番組を見ていたら、メーカーのプロスタッフなる人が、衝撃的なスピニングロッドの持ち方をしていました。 リールのフットに指を一本もかけずに、全ての指でフォアグリップを握っていたのです。 たまに小指と薬指の間に挟む人が、…
この国の文化は集団主義的であると言われています。集団主義とはどういうものかと考え出すと、それだけで長く難しい話になってしまうので、今回は「みんなで同じことをしたがる」「他人と違うことをする勇気がない」くらいに簡単に考えてみたいと思います。 …
リールを自分で整備するのが好きな人は、オイルやグリスにこだわったりと、細かい所まで気を使っていたりするものです。しかし、意外と使っていない人が居るのが、今回紹介する「ネジの緩み止め」です。 ネジの緩み止め材。 ネジの緩み止め材は、粘性の低い…
アブガルシア製品のパッケージなどには、『Abu Garcia FOR LIFE』とデカデカと書かれていることが多いです。なかなかインパクトもありカッコ良いコピーだと思うのですが、はたして本当に『FOR LIFE』なのでしょうか?今回は主にリールについて、考えてみまし…
スピンキャストリール・クローズドフェイスリールと呼ばれる種類のリールがあります。日本でルアー釣りが広まり始めた頃は定番のリールであったようですが、今では滅多に使っている人はいません。それでも、ダイワやアブガルシアやゼブコなどは、今でも製造…
都会に住んでいる釣り人の中には、田舎暮らしをして釣り三昧の日々を送りたいと夢見ている人も多いかもしれません。このように田舎に移住すると、どのようなことが起きる可能性があるのか、今回はちょっと考えてみたいと思います。 田舎は人生の楽園ではない…
プライヤーやフォーセップやランディングネットなどを選んでいる時に、お手頃な価格で良さそうな製品を見てみると、「ダイトウブク」というメーカーのものだったりします。 何だか変な会社名だな、と前々から気になっていたので、ダイトウブクとは何物なのか…
本州から北海道に釣りに行く場合、飛行機+レンタカーまたは自家用車でフェリーを利用するのが一般的だと思います。 旅の期間が長いほどレンタカー代は高額になりますし、荷物を家から好きなだけ積んでいけるという利便性を考えても、より釣りに打ち込めるの…
スプーンというルアーは、実に様々な色がありますが、管理釣り場用の物を除けば、大部分のものが裏面がシルバーかゴールドです。この2色のものを、釣り場の状況や魚種によって細かく使い分けている人もいますが、だいたいの人は「なんとなくこっちが好きだ…
魚を釣って写真を撮って逃がしていると、あることに気がつきます。それは、横に寝かして写真を撮った場合、魚の視線が下(腹側)を向いていることが多いことです。今回は、この現象について考えてみたいと思います。 下を向いている時は元気。 釣った魚を寝…
先日、釣りや魚にあまり興味のない人から、「オショロコマってどんな魚?」と聞かれることがありました。 なんでも、朝の連続テレビ小説「なつぞら」の中で、会話に出てきたため、その人は気になっていたのだそうです。 誰でも産まれた時から、あらゆる魚の…
何やら池の水を全部抜く番組が、昨年あたりから話題になっていましたね。池の水を抜いて外来種を駆除したりする番組です。正直、私は見てもいられないほど、趣味の悪い番組だと思います。 池の水の中の外来種を駆除する必要があるのか? 私が一番疑問に思う…
海の潮が引いたり、川や湖が減水すると、思いがけず大量の根掛かりルアーを拾うことができたりします。 根掛かりして放置されたルアーは、法律上はゴミ扱いになる可能性が高いので、持って帰ってしまっても問題ないでしょうし、ほとんどの釣り人がそうしてい…
俳優の反町隆史さんは、バス釣りが好きな人として昔から有名です。 以前には、ダイワがイメージモデルとして採用し、「野性を磨け」などと言うCMが流れていた時代もありました。(改めてこのCMを見てみたら、音楽を高橋幸宏が担当していたのですね。彼もフ…
よく釣り場では、「昨日まで釣れたんだけどね」とか「先週まで良かったんだけどね」などという声が聞かれることがあります。 こういった発言は、釣り船屋さんなどの釣り人相手の商売をしている地元の人が発することが多く、これを聞いた釣り人は、ビジネスを…
しばらくの間廃盤になっていましたが、今年はラパラのフラットラップがサイズ限定ながら再生産されているようです。巷でも、かなり評価が高いこのルアーについて、今回は見ていきまましょう。 よく飛ぶ、キビキビ動く。 ラパラのフラットラップは、見慣れな…
インスプールのスピニングリールは、旧式で不便なものだと思われがちですが、実際には手でベールが返せない程度の違いしかアウトスプールのリールとは違いがなく、それまで使ったことのなかった人でも、それほど違和感なく使えるものです。それでは、インス…
北海道で川や湖でトラウトを釣る場合、原則的には入漁料等のお金を払う必要ありません。禁漁期間も春のヤマメを除いてはないので、基本的にいつでもタダで釣りをすることができます。 ですから、お金を払って釣りをしたことがないという人も北海道には沢山居…
「賢者は海を愛し、聖者は山を愛す」などという言葉もありますが、釣りの世界も海釣りと川・湖の釣りとでは、ちょっと違った世界となっています。海釣りと川釣りでは、どのような違いがあるのか、かなり主観的に考えてみたいと思います。 海釣りと川釣り、ど…
日本の釣具メーカーの中には、世界的に成功して有名ブランドとなっている会社がいくつかあります。ロッドやリールなら、シマノやダイワを知らない釣り人は世界中に居ないでしょうし、フックならオーナーやがまかつ(厳密には本社はインドネシア)が、高品質…
最近では、かなりの釣り人が使用しているPEライン。ルアーなどの釣りには、フロロカーボンやナイロンのリーダーを付けて使うのが定番になっています。この接続には、様々なノットが開発されていますが、今回は私の気に入っているものを紹介したいと思いま…
水漏れ箇所のあるウェーダーを修理するのは、なかなかめんどくさく、オフシーズンにでもやればよいものを「もうちょっと暖かくなったらやろう」なんて思っているうちに、ついつい春を迎えてしまうものです。 今回は、そんな水漏れしたウェーダー補修について…
アメリカのルアーメーカーのヘドンの製品にビッグバド(big bud)というものがあります。ビール缶の形をしたボディにリップを付けたというふざけた見た目をしていますが、水面を抜群のアクションで泳いでくるものです。 このルアーはヘドンのものですので、…
「釣りをする上であんまり必要ないな」と思えるものが、世の中には沢山あります。そんなものの中の一つ、釣り具屋さんについて、今日は考えてみましょう。 釣り具屋がないと困りますか? 私は滅多に実店舗の釣り具屋さんで買い物をしないのですが、あれって…
何かが特定の一部の地域で独特な進化を遂げることを、最近の世の中ではガラパゴス化と言います。ガラケーといった言葉も生まれるくらい定着している言葉ですが、このガラパゴス化は日本の釣りにも結構見られるのではないかと、私は思います。 湖で岸からフラ…
PEラインの一種に、Berkeleyから発売されているスーパーファイヤーラインというものがあります。メーカーはPEラインとは違う第3のラインなどと言っていますが、ユーザーには普通にPEラインとして使われています。ただ、ちょっとだけ変わったラインなので、…
私の使用するルアーの中で、獅子奮迅の活躍をしているチヌークSというスプーンがあります。 このチヌークSには、レーザーチヌークSという表面の塗装が違うものがあるのですが、何とも微妙な商品だと私は思っています。 チヌークSとレーザーチヌークSの…