釣りにゃんだろう

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世界のヨーヅリ。

日本の釣具メーカーの中には、世界的に成功して有名ブランドとなっている会社がいくつかあります。
ロッドやリールなら、シマノやダイワを知らない釣り人は世界中に居ないでしょうし、フックならオーナーやがまかつ(厳密には本社はインドネシア)が、高品質なものとして知られています。
では、ルアーではどうなのか?と考えてみた時に、一番世界的に名の知られている日本のメーカーは、ヨーヅリ(デュエル)だと私は思います。

 

♪ヨーヅリ~ヅリヅレ~

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ある日、私がアイルマグネットというミノーを投げていると、それを見た一緒に釣りをしていたスロバキア人の人が、「♪ヨーヅリ~ヅリヅレ~」と即興で面白い歌を歌ってきました。

スロバキアの人が、ロッドの先で揺れているルアーを一瞬見て、それが日本のヨーヅリというメーカーの物だと分かるというのは、かなり驚異的なことなのではないでしょうか。
それくらいヨーヅリのルアーという物は世界的に有名で、高く評価されているのでしょう。
ヨーヅリはデュエルと会社名を変更し、日本ではルアー用品などはデュエルの名前で販売していますが、海外では今でもYO-ZURIのブランド名を積極的に使っています。

それだけ、ヨーヅリの名前は世界的に浸透しているからなのではないでしょうか。

 

ヨーヅリは日本のラパラか。f:id:nyandaro:20190430162819j:plain

ヨーヅリのルアーがそれだけ海外で評価され有名になったのは、基本的な性能が高く丈夫で、どんな魚でもよく釣れ、それほど高価ではなかったからだと思われます。

この点は、ちょっとフィンランドのラパラに似ているような気もします。
世界中の魚がよく釣れる、当たり前の良いものを、安定して供給し続けているところがそっくりです。

また、ラパラはフィンランドの漁師さんが効率良く魚を獲るために開発したものですが、ヨーヅリも元々は九州の漁具会社でした。
どちらも漁が起源となっていることも似ていると思います。

 

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このように、ヨーヅリのルアーというものは世界的に評価が高く、有名なものです。
それでいて、最近は多少値上り気味ですが、そこまで値段も高くないものです。
目新しい釣れそうな新製品にあれこれと手を出すよりは、古くからあるヨーヅリのルアーを使った方が、ずっと魚を釣る近道なんてこともあるのかもしれませんね。