釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

北海道の釣りは、タコ部屋労働跡巡り。

今では結構有名な話ですが、北海道の古い道路やトンネルやダムといったものは、タコ部屋労働という悲惨な方法によって作られたものが沢山あります。

トンネルを工事したら人骨が埋まっていたとか、ちょっと土を掘ったら骨だらけだったという話は、いくらでもあるわけで、今の時代からは考えられないような人命を軽視したことが、昔は当たり前に行われていたのは確かなことなのでしょう。

 

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今の時代でも酷い労働環境の仕事というものはあるものですが、昔は今とは比べものにならない酷いものだったのでしょうし、それを許容するような世の中だったのだと思います。

釣りをしていると、古い道やトンネルを通ったり、ダムの近くを歩いたり、昔は労働者の集落があったという森を抜けたりすることがよくあるわけですが、そんな足元には今でも人骨が沢山眠っているのではないでしょうか。

 

私は、心霊現象なんかは全く気にしないタイプの人間ですが、そういったことを
気にする人からしたら、釣りどころではないのかもしれませんね。

釣りに向かう道路も、釣りをしている足元も、虐殺された労働者達の人骨で山盛りなのかもしれないのですから。

私は、そういった事実を知っていても、「やっぱり今でも、ちょっと人命を軽視したり、差別的ところもあるもんなぁ」と思いながら呑気に釣りを楽しんでいますが、霊とか呪いとかいったものをちょっとでも信じている人なら、釣りなんてしない方が良いのではないでしょうか。

 

無理矢理働かされ命を落としていった人達からすれば、自分達の遺骨の上で呑気に釣りをしているのは良い気分はしないでしょうし、いくらでも呪ったり祟ったりする人達だっていそうなものなのですから。

 

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そんな非科学的なことは考えないにしても、とにかく我々の釣りは、そういった人達の犠牲の上に成り立っているのだと思って、釣りをする時はバカみたいにはしゃいだりはしないべきなのではないでしょうか。

釣り場の足元を切り拓いて命を落とた人もいるのかもしれないのですから、少しは哀悼の気持ちを持って釣りをするべきなのでしょう。