ダイソーには、釣り具が売られていることがあります。
安物だから使い物にならないと思われがちですが、使い方次第ではかなりお得に
釣りを楽しむことができます。
今回ご紹介したいのは、ハリスです。
安物のラインは不安だが…
釣りにおいて信頼できるラインを使うということは超重要なことであり、ここで失敗すれば魚を逃がすことに直結することになります。
ラインは、ロッドやリールよりも、ずっと大切なものなのです。
ですから、安物のラインを使うことはかなり危険なことであるわけです。
しかし、私はダイソーのハリスも使い方次第では「あり」だと思い使っています。
まず、ダイソーのハリスの品質ですが、そこまでヒドイものとは思えません。
綺麗に巻かれていて、巻きぐせがひどかったり、潰れていることはありません。
そこそこしなやかで、測定はしていませんが、強度も明らかに弱いといった気配もありません。
何十年か前の標準的な釣り糸よりかは、ずっと高品質なような気がします。
さて、そんなわけでダイソーのハリスの品質は、意外と良さそうなわけですが、やはりこれをガンガン本気で釣りに使う勇気は、私にはありません。
私が使っているのは、フライの低番手の小物釣りのティペットとしてです。
ダイソーのハリスは、大きくても30センチ程度の魚しかいないような渓流での釣りになら、安心して使えるものだと思います。
逆にその程度の釣りに、高価で高品質なティペットを使う必要はないのではないでしょうか。
ダイソーのハリス程度のもので調度良いくらいだと思います。
このようにその釣りに本当に必要な性能を見極めれば、ダイソーなどの安物の釣り具を有効に使うことができ、より釣りをお得に楽しむことができるはずです。
単純に「安かろう悪かろう」とは考えずに、どの程度の性能が求められているのか考えて買い物をすれば、無駄遣いをしないで済むことになるのではないでしょうか。