釣りにゃんだろう

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カーディナル33は要らない。

私は、所謂オールドリールというものを使って釣りをすることが趣味です。
そこまで大量ではありませんが、滅多に出番がないリールもでてきてしまうほど、オールドリールをそれなりの数所有しています。

しかしながら、オールドリール好きなら誰でも持っていそうな、オールドリールの代表格であるカーディナル33という物は、持っていないのです。
多少復刻物は触ったことがありますが、現在所有はしていません。


カーディナル33が必要ない理由。

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私がカーディナル33が要らないと思う理由には、いくつかのことが考えられます。

まずは、値段が高いということがあります。
私は、オールドリールの魅力の一つに安く手に入るという点があると思っています。
いつでも「一台5,000円以下だったら買おうかな」という基準でリールを買っています。
焦らず気長にオークションサイトなどを探していれば、だいたいのリールはこの程度の価格で買えるものです。

しかし、カーディナル33はどう頑張っても、この程度の値段で買えることは滅多にありません。
それだけ人気があるということなのでしょうが、私にとってはかなり予算オーバーであり、なかなか買う気にはなれないのです。

 

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もう一つ、カーディナル33が要らない理由として、このサイズのリールを使う釣りをあまりしないため、買ったところで出番がなさそうだということがあります。

カーディナル33は、このシリーズでは最後に発売された最小のモデルです。
トラウトフィッシングに使うとしたら、小さな渓流あたりで使うサイズでしょう。
私はトラウトフィッシングが趣味ですが、ルアーではどちらかと言うと大きな魚を釣るのが好きなので、滅多に渓流では行いません。

同じカーディナルでも44や66を使うような釣りをする機会の方がずっと多いです。

 

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たまに小さな魚を釣りに行くことがあったとしても、ミッチェル408というカーディナル33に近いサイズの良いリールをすでに2台も持っているので、これを使う機会にしないとなりません。
「リールは集めるだけでなく、魚を釣らなければリールが生まれてきた意味がない」と思っているので、滅多にないミッチェル408を使うチャンスを潰すわけにはいかないのです。

 

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そんなわけで、私はおそらくカーディナル33を今後も所有することはないでしょう。
毎年のように限定品が発売されるくらいですから、日本では相当人気があるもののようですが、私にはあまり魅力のある物には見えないのです。
人気があるから、他人が良いというから、自分も欲しいとは思わないのです。
このように、リールの価値や魅力を決めるのは、あくまで自分が使って魚が釣りたいと思えるということに尽きるのではないでしょうか。

バカみたいに高額で取引されている一部のリールを買おうと思った時には、本当にそれだけの価値があるものなのか、自分自身に一度聞いてみると良いのかもしれませんね。