車で釣りを行くと、なかなか困ったことになるのが駐車スペースの問題です。
ちゃんと駐車場があり、そこに釣り人が停めて良いことになっていれば何の問題も無いのですが、そういった釣り場はごく一部に限られます。
一見車が停められそうな空き地でも、必ず誰かの土地ではあるわけで、勝手に停めるとトラブルになりかねません。
路肩などでも、停め方によっては他の車の通行の邪魔になったり、場合によっては駐車違反をとられることもあります。
こうなってくると、細い道の終点のような場所とか、河川敷とか、通行の邪魔にならない車がしっかりと収まる路肩のスペースとか、何となくOKそうな場所に停めてみるしかないわけですが、これでも場合によっては誰かに怒られたり取締りの対象になる可能性もあるので、注意が必要だと思います。
車を停める時は、まずは進入禁止や駐車禁止の看板などがないか確かめるべきでしょう。
釣り人が駐車をして問題になっている場所には、そういった看板があることが多いです。
それから、もう一度そこに車を停めることで迷惑になる人が居ないか、よく考えてみることです。
一見、車通りが極端に少ない場所でも、農作業などの車輌が通ることも多いですから、とにかくどんな道でも進路を塞ぐような停め方は慎むべきだと思います。
これだけ気をつけていれば、そうそう問題になることはないと思いますが、それでも誰かに怒られたりするようなことになった場合には、すぐに謝り車を移動させましょう。
全ての釣り人がこのように気をつけることができれば平和なのでしょうが、残念ながら釣り人には身勝手な人間が多いのが実情であり、釣り場では「そんなところに停めたら…」というような停め方の車がいくらでも見かけられます。
釣り人が問題を起こせば起こすほど、それだけ世間の釣り人に対する風当りは厳しくなっていくでしょうし、それだけ釣り場を失っていくことになりかねません。
釣りをする時に他人に迷惑をかけるような行動をとると、結局は自分の首を絞めることになりますから、もう少し気をつけるべきだと思います。
まあ、いくらこう言っても、釣り人には未来のことよりも「とにかく今釣ること」しか考えていない人が多いですから、分かってはもらえないと思いますが…