釣りにゃんだろう

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ラッキーな釣り人。

かなり前にロシアのタイメン釣りの動画を見ていたら、超絶ラッキーな釣り人がいました。

余裕で1メートル以上はある結構大きな魚を掛けて、じっくりと寄せてきている動画でしたが、水が澄んでいるので魚の動きがよく見えます。
そんな中で、魚が大きく左右に頭を振った瞬間を、スローにした映像があったのですが、その一瞬で凄いことが起きていました。

 

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魚が頭を振った瞬間、口の右端にフッキングしていたルアーのフックが外れてしまいましたが、もう一度魚が頭を逆側に振ると、今度は口の左側にフッキングしたのです。

つまり、おそらく1秒くらいの間に、一瞬魚はバレてまたフッキングしていたということなのです。

あまりに瞬間的な出来事なので、ラインなどに変化は出なかったようで、釣っている本人も一瞬バレたとは気づいていないようでした。

これは相当ラッキーなケースで、ちょっとでも運が悪かったら、普通にバレてしまっていたのではないでしょうか。

 

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こんな瞬間を見せられると、もしかしたら私達も知らないうちに、このような好運に助けられて日頃から魚を釣っているのかもしれないと思えてきます。

やはり、魚を釣るためには運の良さというものが、かなり求められているのではないでしょうか。

釣り人の中には技術や道具にこだわる人が多いですが、結局は魚釣りなんてこんな形で運に左右されることばかりなのでしょう。

どんなに高価で高性能な釣り具を使っても、いくら能書きを垂れても、運が良いだけの人の方がずっと釣れてしまうことがあるのが、魚釣りなのです。

たまに偉そうにあれこれ語るわりには、運が悪いのかろくに魚が釣れない人がいますが、なんだか滑稽に見えてしまいますね。

釣りなんて、こんなものなのですから、あまり語り過ぎるのは利口ではないのかもしれません。