釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

「先週ここに魚が居た」という情報は使えるか?

釣りをする知人や友人がいる人は、「先週あそこに魚がいっぱい居たからさ、行ってごらんよ」というような話を聞き、その情報を信じて釣行するということがあるのではないでしょうか。

それから、私のように一人で釣りをしている人間でも、自分で先週魚が居るのを確認したから、今週も行ってみようと思うことはあると思います。

 

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このように、一週間前程度の情報を基に釣行するということは、釣り人にはよくあることだと思うのですが、これで成功するかどうかって、かなり微妙なところですよね。

私が釣りをする川や湖のことを考えてみると、魚というものは結構移動するもので、一週間前からは想像もつかないような場所に行ってしまっていることは珍しくありません。

川の魚は一日で何キロも移動することがあるそうですし、湖の魚だって、ちょっと条件が変わるだけで、大幅に移動したり潜ったりしてしまい、消えるようにいなくなってしまったりします。

 

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こういったことを考えてみると、一週間前の情報を頼りに釣りをして成功する確率は、決して高くないのではないかと、私は思っています。
もちろん、ちゃんと釣れることもあるでしょうが、「何にも居ないじゃないか!」という状況になることもかなりありますから、「先週居たよ」という情報を基にでかけるのは、結構な賭けだと思います。

 

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実際に、魚をよく釣る人というのは、週に一回なんてペースでは釣りに行っておらず、ちょっとした空き時間を見つけては週に何度も釣りをしている人が多いのではないでしょうか。

ああいった人は、常に最新の釣り場の状態を把握できていて、一週間前なんて釣りの世界では大昔の情報に振り回されることがないため、よく魚が釣れるのだと思います。

 

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まあ、そういった領域まで達するには、完全に生活を釣り中心にして暮らしていく必要がありますから、誰にでも真似ができるわけではないと思います。

まともな人生を送りたいと思ったら、「ダメかもしれないな」とあまり期待せずに、一週間前の情報を頼りに釣りに行く程度がちょうど良いのかもしれませんね。