釣り竿は、英語ではrodと言うので、日本でも釣り竿がロッドと呼ばれることが、かなり多くなっています。
このブログでも、釣り好きの人が読むのだからロッドと言った方が分かりやすいかと思って、散々私もこの単語を使っています。
ただ、実際の普段の釣りの場面では、私はあまりロッドという言葉は使っていません。
「竿にからまった」とか「竿を忘れそうになった」とか、釣り竿のことはロッドと呼ばずに、ただ単に竿と呼ぶことがほとんどです。
なぜなら、釣り竿のことをロッドと呼ぶと、なんだか必要以上に気取っている気がして、カッコ悪いと思ってしまうからです。
他にも、さすがにリールのことは糸巻きとかとは言いませんが、レンジやカレントみたいな言葉は使いませんし、スズキのことを和製英語のシーバスと呼ぶのはカッコ悪いと思っています。
こういった言葉のような、釣りの世界の何でもカタカナにしてしまうところが、どう考えてもダサいと思ってしまいますし、恥ずかしさも感じています。
釣りをしていない人がやたらカタカナを並べる釣り人の会話を聞いたらどう思うでしょうか?
カッコ良いと思う人は、まずいないでしょうし、顔の平らな日本人がイキってカタカナを並べているようで、恥ずかしく痛い人々だと思うのではないでしょうか。
しかも、そんな痛い会話をしている人が、ベストを着たり変なサングラスをかけたりして、これまたダサい格好をしていることが多いのですから、もう完全に失笑ものだと思います。
ですから、私は日頃から釣りの世界独特のカタカナ語は、あまり使わないように気をつけていますし、やたらそういった言葉を並べる人に出会った時には、「恥ずかしい人が来たなぁ。釣りメディアに影響され過ぎだろ。」と、内心では思っています。