釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

「今日は祝日ですか?」

いつだったか、川で釣りをするために、夜明け前にコンビニに立ち寄って入漁券を購入した時のことです。

「釣りの券をください」と言うと、たった一人で早朝のコンビニを任せられていた店員のおばさんが、「今日は祝日ですか?」と聞いてきました。

 

全くそんなことはなく、ただの水曜日だったので、「いや、平日です…」と私は答えたのですが、さっきから何人も入漁券を買っていく人がいるので休日なのかもしれないと、おばさんは思ってしまったとのことでした。

こんな出来事があると、やはり釣り人というものは、ちょっと常識外れな人が多いのかもしれないと思ってしまいますね。

真面目に働いている人からしたら、「平日にこんなに人が来るわけがない、今日は祝日なのではないか?」と思ってしまうくらい、平日でも釣りに行ってしまう人が多いのですから。

 

もちろん、釣り人が皆無職というわけではないのでしょうが、カレンダー通りの休日がある仕事ではない人も多く、そういった仕事を選んだのは釣りのためだったりする人もいるわけです。

深夜から早朝まで真面目に働くおばさんに、平日の朝から釣りをして遊んでいるイカれた人間達の相手ばかりさせていると思うと、なんだか私は申し訳なくなってしまいました。

しかし、魚を釣るためには、こんな世間からみっともないと思われるようなことを、どうしてもしないといけないのです。
釣りというものは、本当に反社会的で困った趣味だと、つくづく思わされた一件でした。