釣りにゃんだろう

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リールのグリスやオイルには、何を使うべきか。

リールに使用するオイルやグリスは、人によって様々です。
大手釣り具メーカーのもの、小規模なリール用品やカスタムパーツ会社のもの、機械用の汎用のものなどいくつかの選択肢があります。
はたして、どのようなものを使うべきなのでしょうか。

 

機械用の汎用品は避けた方がよいはず。

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まずリール専用ではない機械用の汎用品は、なるべく避けた方が良いでしょう。
これらのものは、リールに使われる素材に最適なように開発されたものではありませんから、不具合が起きないとも限りません。不具合が起きなくても、リール専用のものよりも良いとは考えにくいものです。
ですから、安く大量に手に入ったりするものですが、リールには使わない方が賢明でしょう。


大手釣り具メーカーのものvs小規模メーカーのものf:id:nyandaro:20190417100354j:plain

やはりリールに使うものなのですから、リール専用に開発されたオイルやグリスを使うべきでしょう。
そうなってくると、二つの選択肢が出てきます。

シマノ、ダイワ、アブガルシアといった、リールを販売している大手メーカーのものか、リールのカスタムパーツやメンテナンスを行っているような小規模なメーカーのものか、という二つです。

小規模なメーカーのものは、少量で高額で、説明にはいかにも凄そうな売り文句が書かれていたりするので、何か特別なもののような雰囲気を醸し出していて、高いお金を払って使っている人もいます。
しかし、このようなものには、私はとても懐疑的です。

オイルやリールというものは工業製品であり、しっかりと開発するためには、それなりの施設で研究や試験を繰り返す必要があるでしょう。
こういった製品を科学的に開発する能力は、どう考えてもそれなりに大きな企業にしかないはずであり、ちょっとしたリール用品などを売る小さな会社にはあるとは思えません。

しっかりと大企業で試験と研究が繰り返されて科学的に開発されたものよりも、小さな会社の小瓶に詰められ高額で売られている得体の知れないものの方が優れているということは、ちょっと考えられないのではないでしょうか。
私は、そういったものを実際に買って使ってみたことがないので、確かなことは言えないのですが、このように普通に考えてみれば、インチキとは言わないまでも、ちょっと怪しいものだと思います。

 

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ですから、結論としましては、大手釣り具メーカーのものを使うのが、一番確実で性能も良いはずということになります。

私は、シマノのオイルとグリスを長年使っていますが、何一つ不満を抱いたことはありません。
またリールの専門家のようなライターの方も、大手メーカーのものを薦めているので、やはり大手メーカーのリール用のものを使えば間違いないのではないでしょうか。
釣り具の世界には、カスタム品や少数生産のものが優れていると持ち上げられるような雰囲気があるものですが、本当にそれが優れているものなのかは説明などを鵜呑みにせず、自分で判断するべきでしょう。