をモンゴルでタイメンフィッシングをする場合、少し頭を悩ませられるのが、どのようなタックルを持っていくかです。
ここでは、どのような物が広く使われているか、説明していきたいと思います。
ヘビーなタックルが標準的。
モンゴルにやってくる様々な国の釣り人達を見た結果、日本でイトウを釣る時よりも、ヘビーなタックルが好まれている傾向があるようでした。
ロッド:キャスティングウェイトの上限が、50グラム以上の表示のもの。
8~9フィートのもの。
日本人の感覚よりも、思ったよりもヘビーなものを使うのだなあ、と言うのが第一印象ではないでしょうか。
これは、激流であることが多い川の中で、メーターオーバーの大魚を、流れに乗られないうちに寄せるために、パワーのあるロッドが必要なためです。
もちろん、ジージーとドラグを使い、長時間ファイトをするという日本的な釣りなら、もっとライトなロッドでも十分釣れるのでしょうが、そんな繊細な釣りは、あまり行われていないようです。
あまりに柔なロッドを持っていくと、ガイドにナメられて、大きな魚の居るポイントに連れて行ってもらえない可能性もあります。
ここは、「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り、ヘビーなロッドを用意して、ダイナミックな釣りを楽しむべきでしょう。
ただ、このようなスペックのロッドが、あまり日本に無いのが少し問題でしょうか。
ライン:ナイロン20lb以上、PEライン2~4号
ナイロンなら直結、PEラインはリーダーを着けるか着けないかは、人により様々です。
PEラインを直結して、強度が半分になるとしても、この太さなら、そこそこの強度があります。実際に直結でも釣れますし、あまりリーダーを付けている人を見たことがありません。
しかし、リーダーを付ければ、魚の警戒心を和らげられるかもしれませんし、伸びの少ないPEラインの欠点を補えるかもしれません。
リール:使用するラインが巻けるもの。
大魚を寄せるためにパワーがいることと、ゆっくりリトリーブすることが多いので、ハイギアである必要は無い気がします。
ドラグはしっかりと効くものにしましょう。
日本では、ドラグは「滑らかにラインを出す」ことが重視されているようですが、世界でヘビーなタックルでダイナミックに大魚を釣る場合には、「スプールが逆転し、ラインが出るのを止める」ことが重視されているようです。
ドラグを使用する目的が、全く逆というのも、なかなか面白いものです。
ルアー:10センチ前後のフローティングミノー。
もっとも多用されるのは、この程度の小型のものです。
15センチ以上の巨大なルアーを使うイメージですが、何故かそれではあまり釣果が伸びないのが実情のようです。
あまり深追いせずに、フローティングミノーを、どんどん広範囲に投げて、やる気のある魚を釣っていくのが得策のようです。
もちろん、シンキングミノー、バイブレーション、スプーン、スピナー、ワームのジクヘッドリグ、などを使って、多角的に攻めて釣ることも出来ます。
以上のように、ルアーのサイズ以外は、でっかいタックルを使って、でっかい魚を釣るという、ちまちまとした日本の釣りとは、一味違った世界を味わえるというのが、モンゴルでのタイメンフィッシングです。
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