釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

トラウトのルアーフィッシングは、いくらで始められるか。

自分が長いこと釣りをしていると、釣りを始めるのにどれくらいのお金が必要かなどと考える機会がなくなってきます。
一方で、長いこと釣りをしていると、「この程度のタックルで問題ない」などという判断はできるようになってきます。
そこで今回は、実際に魚を釣っている人からの目線で、トラウトのルアーフィッシングを始めるためにタックルを買い揃えるには、最低いくらくらい必要なのか考えてみたいと思います。

 

ロッド(竿):1,000円~6,000円

f:id:nyandaro:20190209141106j:plain

まずは、釣りをするには必ず必要なロッドです。
管理釣り場などでしたら、鱒レンジャーといったグラスソリッドという素材のロッドで十分でしょう。
これなら1,000円ちょっとで買えますし、とても丈夫で初心者にも安心です。

渓流や湖なら、有名メーカーの入門用ロッドが良いでしょう。
例えば、シマノのルアーマチックというシリーズなら、長さや固さで値段は違いますが、5,000~6,000円程度で買うことができます。
ダイワの方がお好みなら、ルアーニストというものが似たような商品です。

私は、正直これらよりもショボいような竿で、いくらでも魚を釣っているので、これらのモデルでも充分すぎるくらいの物だと思います。

 

リール:3,000円

f:id:nyandaro:20190209141205j:plain

有名メーカーのもので、3,000円程度で売られているものなら、今時の商品は品質性能ともに問題ありません。

アブガルシアならカーディナル、シマノならアリビオ、ダイワならジョイナスといったモデルでしょうか。
個人的にはカーディナルがお薦めです。カーディナルというモデルは、かつては安物リールではなかったので、3,000円でカーディナルが買えると思うとお得な気がするからです。

アブ カーディナル44 - 釣りにゃんだろう

 

ライン(釣り糸):1,000円~

f:id:nyandaro:20190209141237j:plain

ここはケチっては絶対にいけないところです。
有名メーカーのちゃんとしたものを買いましょう。

基本的には、ナイロンラインという種類のラインから釣りを始めることをお薦めします。

太さや強さは、釣り場や対象魚によって変える必要があります。
また、すぐに劣化するので、こまめに新品に変えることをお薦めします。


ルアー:一個400円~

f:id:nyandaro:20190209141308j:plain

これもケチってはいけません。多少値が張っても定番商品の中から選ぶことが、魚を釣る近道です。

スプーンという種類のルアーは、値段が比較的安く、投げやすく、よく釣れるためお薦めです。

www.nyandaro.com

ルアーはどうしても根掛かりする可能性が高く、消耗品となってしまいます。
釣りを始める上で、一番お金のかかるものかもしれません。
しかし、慣れてくると、それほど失くさなくなったり、ダイソーの100円のものでも釣れるようになったりと、それなりに出費を抑えることもできるようになります。

 

交換用のフック(釣り針):400円~

f:id:nyandaro:20190209141419j:plain

フックは、管理釣り場では、ほぼ全国どこでもシングルバーブレスフックという物を使うことが規定されていますし、自然の川や湖でもそのような決まりがある所が増えています。

このような場所では、錨のような形のトレブルフックというものは使えませんので、もしも買ってきたルアーにそれが付いていたら交換する必要があります。

また、シングルフックが付いていたとしても、バーブ(かえし)のある針は使えないので、ペンチで潰す必要があります。

初心者の場合は、魚以外にも自分や他人を釣る可能性が高くなってきます。
このような時に、バーブ(かえし)のあるフックが肌に刺さると、病院まで行かないと外せなくなることも多いです。
釣り針というものは、それくらい危険なものなのですから、規定があってもなくても、バーブレスフックを使うか、ペンチでかえしを潰しておいた方が良いでしょう。

 

 

f:id:nyandaro:20190209141507j:plain

以上が最低限、トラウトのルアーフィッシングを始めるのに必要なものでしょうか。
後は、ルアーとラインの接続に便利なスナップ(数百円)もあると便利でしょう。

釣りを始めるというと、何万円も必要になると思っている方も多いかもしれませんが、実際にはこの程度の物で良いのです。シーバスなどの海のルアーフィッシングを始めるにしても、これらと同じ程度の商品から選んで問題ないはずです。


これらの商品は、私が日頃使っている道具よりも性能が良いものも多い気がします。
このブログをちょっと見て頂ければ分かるように、そんな道具でも魚は普通に釣れています。
道具にそんなにお金をかけなくても良いので、とにかくまずは釣り場に立ってみることが、釣りを始める上では一番大事なことなのではないかと、私は思います。

www.nyandaro.com