釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

「大きくなってまたおいで」と言って、魚をリリースするか。

釣った魚をリリースする人には、大きく分けて2タイプの人がいると思います。

「大きくなってまたおいで」と思うタイプの人と、「もう釣られるんじゃないぞ」と思うタイプの人です。

 

f:id:nyandaro:20200926150748j:plain

「大きくなってまたおいで」のタイプの人は、またその魚と再会する気満々で、魚にまた釣っちゃうよと宣告しているような感じです。
このタイプの人は、小さい魚は逃がして、大きな魚は持ち帰るような釣りをしている人に多いでしょうか。

一方で「もう釣られるんじゃないぞ」タイプの人は、完全にキャッチ&リリースの釣りをする人に多いと思います。

自分が釣っておいて「もう釣られるんじゃないぞ」と言うなんて、都合が良すぎる話ですが、この言葉には「釣って申し訳ない」という自戒の意味のような意味も含んでいるのです。

「釣りなんてことをして悪かった。」
「何度も釣られるのは迷惑だろうから、これきりにしてあげたい。」
「あとは産卵して何とか子孫を残してほしい」
そんな意味が込められた「もう釣られるんじゃないぞ」ではないでしょうか。

 

f:id:nyandaro:20200926150907j:plain

私も、魚をリリースする時には、「また会おう」ではなく「もう釣られるんじゃないぞ、一生のお別れだ」と思うタイプです。

いささか偽善的で都合が良すぎる考え方ではあるとは思いますが、それでも「大きくなったらまた釣っちゃうぞ」と再び危害を加える宣言をするよりは、悪くない行ないだと思うのですが、このように考えて釣りをすることさえも、悪事でしかないでしょうか。

 

皆さんは、魚をリリースする時に、どのような気持ちで逃がしているのでしょうか。
結構、釣り人の性格が顕著に表れる場面であると思います。