魚をリリースする釣りをしている人の中には、「この魚、前にも釣ったことがある気がする」と思ったことがある人は、かなり多いのではないでしょうか。
魚のサイズや模様などから考えて、どうも同じ魚を釣ったのではないかと考えられることが結構あるものです。
また、自分が前に釣ったことがあるわけではなくても、口に針傷のある魚が釣れることは沢山あるはずです。
このようなことから考えてみると、どうも「同じ魚が何度も釣られている」という傾向がある気がしてならないのです。
魚にも性格がある？
魚は相当単純な生物でそこまで思考能力は高くないのかもしれませんが、もしかしたら性格のようなものがあるのではないでしょうか。
そして、騙されやすい性格や、うっかりした性格や、忘れっぽい性格の魚が居て、そういった魚が何度も釣られているのではないでしょうか。
逆に賢く疑り深いしっかりものの魚は、一度も釣られないか、一度釣られたら二度と釣られないのかもしれません。
これらは、あくまで想像上の話であり、何の確証もないことですが、「同じ魚が何度も釣られている」という事実から分かる、確かなこともあります。
それは、リリースされた魚は結構生きているということです。
「魚はリリースしても、ほとんど死ぬから意味がない」という意見が昔からありますが、実際に釣りをしている人なら「そんなことはない」ということが、このような事実から分かるわけです。
もちろん、魚が弱らないように上手にリリースする必要がありますが、「大きくなってからまた釣りたい」「子孫を残して欲しい」と考えた時に、魚をリリースすることは決して無駄ではなく、ある程度有効であることは確かなのでしょう。
