以前も書いたことがあるかと思いますが、防水性を高めた物が増えてはいるものの、リールというものは基本的に水没させてはいけません。
海水や泥や砂に含まれる細かな固い物質の粒子が入った水がリールに侵入し、ギアなどの部品を壊す危険があるからです。
しかし、世の中には平気で水没させる人がかなり多いという不思議なリールがあります。
それは、フライリールです。
フライリールは水没させても良いのか?
フライリールを水没させて魚と並べて写真を撮っている人は、沢山いるものです。
私も、「まあ、いいか」と思って、たまにやってしまいます。
それくらいフライリールを水没させることは、あまり釣り人から気にされていないようです。
これは、問題ないことなのでしょうか?
フライリールは、スピニングリールやベイトリールよりも構造が単純ですし、内部に水が入ったり、ちょっとギアが削れたくらいでは、使用不能になるようなことはありません。
しかし、厳密に言ったら、やはり水や細かな固い物質の粒子が内部に入り込むのはよくないことでしょうし、故障はしなくてもダメージはあるはずです。
やはり、できる限り水没させない方が良いのではないでしょうか。
もし水没させてしまったら、その日のうちに簡単に分解・清掃・乾燥させ、オイルとグリスを差しておくくらいの気づかいは最低でもしたいところです。
このように、なんとなくフライリールは水没させてもOK的な雰囲気がありますが、やはり良いことではないはずです。
私も、これからはちょっと気をつけていきたいと思っています。