テレビの釣り番組を見ていたら、フィッシングマックスというお店のロッドとリールのセットを使ってサビキ釣りをしていたのですが、そのリールがなかなか酷そうでしたね。
スピニングリールのラインの巻き形状が見事な台形のようになっていて、とても現代のリールとは思えないものでした。
こうした山のようなテーパーのラインの巻き形状はライントラブルが増えることが分かり、最近のリールではこうならないようにされていることがほとんどです。
30年くらい前に、超安物のリールを買うとこのような物がありましたが、今ではダイソーのリールでさえ、ここまで極端な台形にラインが巻けてしまうようなものではなくなっています。
とは言っても、そのテレビ番組ではラインがぐしゃぐしゃになっている様子もなく、普通にじゃんじゃんと魚が釣れていました。
リールの扱いに馴れている人なら、多少は酷いスピニングリールでも、問題なく釣りはできてしまうのかもしれませんね。
ですから、ラインの巻き形状なんて細かいことは、本当はあまり気にしなくても良いのかもしれません。
ただ、このようなロッドとラインが巻いてあるリールのようなセットというものは、超初心者が買うものなのでしょうし、これではラインを絡ませまくって釣りにならないのではないかと心配になってしまいます。
まあ、超初心者の人はどんなスピニングリールを使っても、ラインをぐしゃぐしゃにしがちですから、これまた気にしなくても良いのかもしれませんがね。
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こういった現象を見ていると、釣り人というものは、あまりに釣り具の細かいことにこだわり過ぎているのかもしれないと思ってしまいます。
とんでもなくショボそうなリールでも魚は釣れてしまうのに、ベアリングが何個だとか、新型がどうしたとか言っている人達って、一体何なんでしょうかね。