釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

エッセイ

棺桶に入れたい釣果の写真はあるか。

去年、阪神タイガースが日本シリーズに勝って日本一になり、優勝記念グッズが販売されている様子をテレビで見かけましたが、Tシャツを買ったおじさんがインタビューされていました。 おじさんは、「それはすぐに着るんですか?」と聞かれると、「着いひん!…

冬の富士山に雪が無い。

ここ数年、冬に富士山の近くを通ると思うのですが、富士山に雪がろくに積もっていないことが増えた気がします。 私は、子供の頃から富士山が見える土地で育ったのですが、その頃と比べると、とても冬とは思えないくらい雪が積もっていません。 それだけ雪が…

ペットボトルが開けられない人は釣りをしろ。

近頃の日本の若い人達って、スタイルが良い人が本当に多いですよね。 平成生まれや令和生まれの人達は、男も女も背が高くてスラッとした人の比率が高く、明らかにそれより前の世代の人達とは違う気がします。 しかし、スタイルが良い人が増えたのと同時に、…

クマスプレーを噴出させて書類送検。

以前、新幹線の中でクマスプレーを誤って噴出させてしまった人が居て、その人は書類送検されたそうです。 近頃は、やたらと登山をする人や釣り人の間にクマ対策をするのが流行っていて、スプレーを持っている人が増えていますから、時にはこういった間抜けな…

やはり釣りと観光は別物。

最近、金沢で観光客が減っているとニュースになっています。「地震が起きた地域とは距離があるのだから、ぜひ来て欲しい」というようなことを言っている観光業の人達もいるようですが、まあ無理がある話なのではないでしょうか。 いくら距離があるからといっ…

釣りは、1%のひらめきと99%の運。

いつだったかテレビでクイズを見ていたら、「エジソンの言葉です。天才とは1%のひらめきと99%の何でしょう?」 という問題に、「1%のひらめきと99%の運」と答えて笑いを誘っている人がいましたが、なかなかバカにはできない言葉かもしれないと、釣りをしてい…

イトウが一番高水温に弱い気がする。

初夏~夏の天塩川などで釣りをしていると、一つの川でイトウもニジマスもアメマスも釣ることができます。 この時期は、天候や水位によっては、かなりの高水温になることがあり、冷水性であるこれらの種類の魚が釣れた時には、さっさと逃がさないと弱ってしま…

農GIRL農LIFEから考える、これからの釣り具の売り方。

いつだったかニュース番組を見ていたら、農GIRL農LIFEというサービスが紹介されていました。 農業をやっている女性を紹介したりして、生産者と消費者を繋ぐサービスで、「女性農家を応援したい!」と思うような人が、そういった女性生産者から買い物をするよ…

中高年の釣り人のキャップ+サングラス姿=ジャニー喜多川。

このブログでは昔から、日本人の釣り人のおっさんが、キャップを被りサングラスをかけていると、不審者感があるので良くないと繰り返し訴えてきました。 そうは言っても、そんな不審者ルックで釣りをしている人は、いくらでもいるわけですが、その姿がいかに…

過去の逸品は最新モデルに勝る。

どんな釣り具メーカーも、最新モデルが一番優れているというようなことを言うものです。「ここが良くなった」、「軽くなった」、「感度が良くなった」などと言い、古い物よりも優れているということを、とにかくアピールするものです。 メーカーとしては新し…

遠くに行ったからといって釣れるわけではないけれど、近所では夢のような魚は釣れない。

「釣りにいくのって、めんどくさいよな」と、近頃私はつくづく思います。 あれこれ準備しなければならないし、お金も必要ですし、魚なんてろくに釣れないのかもしれないのですから。 特に、フェリーや飛行機を利用して遠くまで釣りにいくとなると、さらにめ…

死ぬほど滑るウェーディングシューズ。

一昨年あたりに、私はとあるメーカーのラジアルソール(ラバーソール)のウェーディングシューズの新古品を定価の半額程度で手に入れました。 以前から、ビブラムソールやそれ以外のゴム底のウェーディングシューズを履いたことはありましたが、フェルトに比…

過去の成功体験が釣り中毒にする。

釣りって、本当に腹が立つことばかりじゃありませんか?せっかく時間を作り、一生懸命準備をして、夢と希望いっぱいで釣りに行ったのに、小魚一匹釣れないなんてことが、いくらでもあるではないですか。 それでも「釣れなくても楽しいんだ」なんて言う人もい…

バスフィッシングをする人はバカな人が多いのか。

以前、トラウトもバスも釣れる湖で、「そりゃあ釣れないでしょ」という釣りをしている人を見たことがあります。 春先で、水温がおそらくまだ5度もない時期のことです。 私がついさっきまでさんざん腰まで浸かっていた場所に、エンジン全開で沖からボートで…

川釣りは陰湿か。

川で釣りをしている人が、釣果の写真などを他人に見せた時、「どこで釣れたんですか?」と聞かれて、素直に質問に答える人は滅多にいないのではないでしょうか。 相当に仲が良い人である場合は除いて、普通は詳細な場所なんかは絶対に教えないでしょうし、川…

釣り具屋の洗い場。

私は、釣りをするわりには、釣り具屋にはあまり行くことがありません。 それは、私が釣りに使う物が釣り具屋には、ほとんど売っていないからです。 ただ、しばらく釣りに出かけていた後などだけは、どうしても行きたくなってしまいます。 なぜなら、私の家の…

車で轢いたのかというようなリール。

私は、ジャンク品のフライリールを安く買って、軽く調整して使ったりしていますが、そんな物の中には結構酷い状態の物もあったりします。 ちょっと傷が多いとか、ネジが足りないとか、その程度の状態とのことで買ってみたものの、とんでもなく深い傷が入って…

技術は向上しているはずなのに、釣果が伴わない。

釣りをしていると、自分でも「昔よりは上手になったな」と思うことが、誰でもあるのではないでしょうか。 狙った場所に上手に投げられるとか、狙った通りに流せるとか、そういった技術的な面での向上を実感できることは、よくあると思います。 それでは、今…

意外とショボいアトランティックサーモン釣りから考える、北海道の釣りのレベル。

海外の釣りというと、日本には居ないような、とんでもなく大きな魚が釣れて大騒ぎというイメージですが、実際にはそうでもないようです。 しっかりとしたロッジがあり、人が沢山訪れるような場所は、そこそこの魚しか釣れないこともあるのです。 youtu.be 例…

プレイボーイ紙日本版で釣りが取り上げられていた時代。

開高健氏の「オーパ」といった有名な釣り関連の話がありますが、あれはプレイボーイという雑誌の企画だったはずです。それから、もう少し後の時代にも、浜野さんという人がアラスカで釣りをする話なんかも、プレイボーイの企画だったはずです。 このように、…

サクラマスが大物だと思われていた時代。

ちょっと古いサクラマスをフライで釣る本を読んでいたら、気になることがありました。それは、サクラマスが国内のフライの対象魚の中では大物だというような記述が目立つことです。 これは、今の時代から考えてみると、かなりおかしなことです。今の時代の基…

鷺に負ける夕暮れ。

小さな里川で釣りをしていた時のことです。川を釣り上がっていると、何度も同じ鷺に出会いました。 私が近づくと鷺が上流に飛んでいき、また接近すると上流に飛んでいくということを繰り返していたからです。 自分のせいで鷺を飛ばしている気がして申し訳な…

ハナス湖の巨大魚。

開高健氏の小説に中国のハナス湖という場所に、超巨大な魚を釣りに行く話があります。 この話だけは、開高健氏の一連の釣り関連の話の中では、かなり異色のものとなっています。 まず、狙う魚そのものが、目撃談があるだけの正体不明のものなのです。丘の上…

ダイワのワカサギ用リールのだんだん棚停止や名人誘い。

ダイワのワカサギ釣り用の電動リールには、だんだん棚停止や名人誘いといった機能がついた物があるらしいです。 前者はストンと沈めずにだんだん停止させ魚を散らさないようにする機能で、後者はリールが勝手に名人の誘いを再現してくれるもののようです。 w…

釣り場のロープ。

川でも湖でも、釣りのポイントに入るために、急な斜面を降りなければならないことがよくあります。「崖下」なんてポイント名が付いていることもあるくらいで、場所によっては慎重に降りないと危険な場所もあります。 しかし、こういったポイントでも有名な場…

エビングとは。

釣りの世界で、チニングというとチヌをルアーで釣ることです。一方で、エギングというと、エギでイカを釣ることです。 ちょっとでも頭が働く人なら、この二つの言葉を聞いただけで、「何だか変な話だなぁ」と思うはずです。 同じ「~ング」という釣りなのに…

釣りは意外と体力勝負。

私は、家の周りを毎日のように走っているので、近所のおばさんなどから、よく「今日も走ってますねー」みたいに声をかけられます。 以前そういった人から、「マラソン大会とかに出るんですか?」と聞かれたことがあります。私が、「いや、釣りをするための体…

小さなフックのアイにラインを通すのは、老眼ではない若い人でも無理なのでは?

私は、年に数回くらい渓流でドライフライを使った釣りをすることがあります。 あまり小さなフライを使うとめんどくさいので、できる限り大きなフライで釣りたいのですが、どうにもそれでは釣れないこともあります。 これ以上セコイ釣りをするのはみっともな…

魚が全然釣れない釣り場で釣りをすると、ちょっとだけ良いこともある。

本州なんかでは、日の出から日の入りまで釣りをしても、たったの1アタリもないような釣り場は、そう珍しくないと思います。そんな釣行が何度か続くということも、これまた珍しくないと思います。 そんな時には、「一体何のために釣りをしているのだ?」と虚…

ロッドのガイドが小さいとろくなことがない。

最近はそうでもないのかもしれませんが、ちょっと前にはルアーロッドのガイドがリング径が小さめのものが付けられていることが多かったです。 また、フライロッドでもガイドが小さめのものが、日本のメーカーの物には見られたりもします。 おそらく、軽さの…