『THEフィッシング』という、ダイワ提供の釣り番組がありますが、もう長いことやっていますよね。
去年あたりには2000回を突破したとかで、過去の名場面集をやっていましたが、見ているとなんとも懐かしくなってしまいました。
『フィッシング甲子園』なんて「そういうのもあったなぁ」という企画もありましたし、時代の移ろいと共に変わっていくタックルを見ていると、「こんなリールだったなぁ」とか懐かしくなるばかりでした。
それから、名場面集を見ていて思いましたが、昔はフライフィッシングの回が沢山あったのですね。
確かに、自分が子供の頃は西山徹さんなんかがフライフィッシングをする回が、しょっちゅうあった気がします。
今でも、ダイワはフライタックルを多少は売っていますが、テレビでは全く取り上げません。
他のジャンルの釣りのように、製品を使ってアピールするような人もいませんから、売る気があまりないのかもしれません。
当時だって、ダイワのフライタックルは、そこまでは人気があるものでは無かったと思いますが、それでも結構買う人がいたり、テレビで取り上げたりしていたのですから、やはり今とは比べものにならないくらいフライフィッシングは人気があったのですね。
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当時は、上州屋のような会社でさえ、自社のフライタックルを売っていたくらいなのですから、今の釣りでいったらショアジギングくらいの人気は余裕であったのだと思います。
今となっては、もうその頃の人気の爆発ぶりの残り香もしないような状態ですが、落ち着いて釣りをするには恵まれた時代だと思います。
流行っているジャンルの釣りは、それだけ釣り人が多くて大変なことばかりでしょうから、自分がやる釣りは人気がないことに越したことはないのではないでしょうか。
これからも、フライフィッシングをやる人は高齢者が引退して減っていく一方でしょうし、まだまだ良い時代は続きそうです。