イトウという魚が好きな人には有名な話だと思いますが、コンビニのセ○コマで売られている牛乳をつくるための牧場を整備したことで、とある川のイトウの産卵場所の環境が悪化して、随分と数が減ってしまったことがありました。
こういうことがあると、本当にイトウが好きな人なら、「もう2度とセ○コマでは牛乳は買わない、飲まない」となるのかもしれませんが、私なんかは「困ったことをしてくれたなぁ」とは思いつつも、結構飲んでしまっていますね。
良くない開発だったとは思いつつも、目の前に牛乳を売っているという便利な現実は受入れてしまうし、もうやってしまったことなんだから仕方ないかとも思うわけです。
このように、自然破壊に対して「いけないことだとは思うけれど、まあ仕方ないか」と思うことは、釣り人の皆さんもよくあるのではないでしょうか。
こういった気持ちになってしまう人が沢山いるから、自然保護や環境保護といったものは、なかなか上手くいかないのでしょうね。
世の中の大半の人が自然最優先で清く正しく生きていくことなんてできないでしょうし、私だってできません。
多少はできることはしようとは思いますが、「良くないんじゃないかなー」と思いつつも見過ごしていくことは、これからも沢山あると思います。
このように、私達はなんとなくしか自然の保護について考えることができませんから、これからもなんとなくこの調子で地球は壊されていくしかないのだと私は思っています。
まあ、それでも自分にできることはやらなくてはいけないとは思いますけどね。
劇的に地球環境を改善することは、便利さを知ってしまった人間には残念ながら不可能なのではないかと私は思っています。