釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

釣りはネイルOKか?

釣りをする女性は、少しずつではあるものの増えている気がします。数十年前よりは女性を釣り場で見かける回数は確実に増えましたし、メディアで活躍する釣りガールのような人も無数に存在するようになりました。 昨今は釣りがプチブームなようですし、これか…

黒塗装のフックは錆びやすい。

フライフックやルアーのスイミングフックの自作に使うチヌバリのようなものの中には、表面が黒い塗装で仕上げられたものがあります。 メッキ仕上げのフックのようにキラキラしておらず、半光沢くらいの鈍い輝きをしています。 私は、あまりフックがキラキラ…

釣った魚を踏んだり蹴ったりする人。

昔は、釣り人の中には気に入らない魚が釣れた時に、魚を踏んだり蹴ったりして逃がしていた人が結構いたそうです。 私は、どうしたらそんなに生き物に酷いことができるのか不思議で仕方ありませんし、犬や猫を虐待するのと同じレベルの罪深いことだと思います…

釣り人がコロナに感謝する日。

もう随分長いこと、この国では新型コロナウィルスの流行の影響を受けた生活を続けているわけですが、なんとなくではあるものの、もうそろそろ世界的に特別な病気として扱われることが終わりそうな気配はあります。 そうなってくると、今でも多少は行われてい…

フクロウ保護おじさんの因縁。

ちょっと前に、イトウを大事にしているような団体に、こんな電話がかかってきたそうです。 なんでもフクロウの保護を行っている人からで、「イトウは小魚や小動物を根こそぎ食べてしまうからフクロウのエサがなくなり、フクロウが減る原因になっている。イト…

車のヴェルファイアとステラは似ている。

トヨタのヴェルファイアという車が走っているのを見かけると笑ってしまうのは、私だけではないのではないでしょうか。 あの車には、完全に「郊外ヤンキーファミリー向け高級車」というイメージが定着しているため、そういった文化圏外の人間からすると、見か…

バスをフライで釣ってはいかんのか。

この国では、ブラックバスと呼ばれているラージマウスバスやスモールマウスバスは、ルアーで釣ろうとするとなかなか釣れないことが多いです。 バス釣りブームは遠い過去のものとはなりましたが、まだまだそれなりに釣り人は多いですし、人気のある釣り場は混…

駅弁売りみたいなラインバスケット。

スローループという女子高生がフライフィッシングをするアニメを見ていたら、ラインバスケットを初めて見た登場人物が、「駅弁でも売るつもり?」と突っ込んでいました。 「今時の女子高生は駅弁をホームで売り歩いている人を見たことがあるのか?」と疑問に…

魚釣りのために身体を絞る。

シマノなんかの釣り番組に出てきてルアー釣りをする中年の人が、去年あたりからなんだか急に顔が痩せてきたので、「病気にでもなったのだろうか」と私は心配していました。 しかし、その人が磯でヒラスズキを釣る番組を見ていたら、磯で釣りをすることを考えて…

SDGsだとか脱炭素だとか。

近頃、至るところでSDGsだとか脱炭素だとかいった話が聞かれます。 釣りというものは豊かな自然がなくてはできませんから、釣り人ならこういった地球環境を守る動きは歓迎すべきなのかもしれませんが、私は非常に冷めた目で見ています。 ああいった物は、…

トンジギって何?

またまた出てきました!釣り業界の新しいお笑いネーミングが。今回笑いたいのは、最近盛んに聞かれる「トンジギ」という言葉です。 トンジギとは、なんでもトンボジギングの略だそうです。海釣りの世界では、ビンナガ(ビンチョウマグロ)のことを、その特徴…

手持ちのロッドが増える原因。「もうちょと長いのが…、もうちょと短いのが…」

同じようなパワーのロッドを何本も持っている人というのは、かなり多いのではないでしょうか。ルアーロッドなら同じようなキャスティングウェイトのロッド、フライロッドなら同じ番手のロッドというようなものです。気づいたら、自分では使いきれないほどロ…

セ○コー○ートの牛乳は買わないべきか。

イトウという魚が好きな人には有名な話だと思いますが、コンビニのセ○コマで売られている牛乳をつくるための牧場を整備したことで、とある川のイトウの産卵場所の環境が悪化して、随分と数が減ってしまったことがありました。 こういうことがあると、本当に…

釣りで分からないことがあっても、スマホで検索してはいけない。

近頃、若者がトイレが詰まった時に清掃業者を呼び、何十万円などと高額な料金を請求されるケースが増えているらしいです。 仕組みとしては、若者はトイレが詰まるととりあえず解決方法をスマホで検索する→検索結果の上位には悪徳業者が出る→それを呼んでしま…

釣りと生活の香り。

朝靄がかかる川で夜明けから釣りをして、魚が釣れずに陽がすっかり登り溜息をつき始めた頃、ふと懐かしい香りが漂ってくることがある。 干物を焼く香ばしい匂いや味噌汁の温まる匂いなど、どこかの家で朝食の支度をしている、人の営みから生まれてくる生活の…

そんなに目の色変えて釣りをしないでも、良いのかもしれない。

以前にも書いたと思いますが、イトウ釣りが著しく好きな人達には、朱鞠内湖という釣り場はバカにされがちな傾向があります。 「釣れる魚が川とは違う」とか「お金を払って管理された場所で釣ってもねぇ」といった理由からです。 こういった指摘は事実ではあ…

ラバーのランディングネットの水中での抵抗。

近頃は、魚にダメージを与え過ぎるのを防ぐために、ランディングネットはラバー製の物が使われることが多くなっています。 ネットそのものがラバー製の物と、何らかの糸を樹脂でコーティングした物がありますが、どちらも魚体を傷つけにくく、昔ながらの細い…

阿寒川で釣りを教えてもらう料金が3万円。

いつだったか道東地方の観光を紹介する雑誌をペラペラとめくっていたら、阿寒川の釣りの記事がありました。 どこだかのアウトドアガイド会社のような所に頼むと、フライフィッシング体験なるものができると書いてあったのですが、その値段を見た瞬間に吹き出…

蛍光カラーのライン。

私が子供の頃の90年代、ナイロンラインというと蛍光カラーのものだらけでした。安めのリールにあらかじめ巻かれているのは、蛍光イエローみたいな色のラインであることが多かったですし、ルアー用のラインとしても蛍光カラーのものが沢山売られていました。 …

吸い込み仕掛けとヨーロピアンカープの仕掛けの違い。

日本に昔からある鯉釣り用の仕掛けに、吸い込み仕掛けというものがあります。 でっかい練りエサに沢山の針が埋め込まれるようになっていて、鯉が吸い込めば何本か釣り針が掛かるような仕組みになっているものです。 いつだったか、バーブレスフックの使用を…

釣りとは、「悲しみの忘れ方」である。

なんとか思い通りに魚が釣れて、ウェーダーを傷つけないような表面が滑らかな岩や倒木を探し腰掛け、冷たいけれど決して苦痛ではない風に吹かれてホッと一息つく時、頭の中に乃木坂46の「悲しみの忘れ方」という曲が流れだすことがある。 この曲の出だしの歌…

グランピングって何なんだ?

グランピングという、ちょっとゴージャスなキャンプのようなものが、ここ数年流行っていますが、釣りが好きなような人の中には、「何をバカなことをやっているのだろうか?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。私も、あれはあまりにもマヌケ…

安物釣り具と釣果の差。

このブログは、わりと安物の釣り具に肯定的です。「使いようによっては、安いもので充分だ」と紹介している物が沢山あります。 しかし、意見というものは人それぞれですから、これとは逆に安物の釣り具をめちゃくちゃに否定する人も、釣り人の中には居ます。…

何年も釣れない魚。

昔から、イトウのようなちょっと珍しい魚を釣る時に、「何年通っても釣れていない人もいる」などと言われることがありますが、あれって本当なんでしょうか。 本当に超珍しくて数が少ない魚なら、そうなることはあるかもしれませんが、普通に釣りとして成立す…

100万円の絵とレアな釣り具。

我が家の片隅に、手前に物を積まれて何も見えないような状態で、ゴミのように無造作に壁に立て掛けてある絵が何枚かありました。 「昔から気になっていたけれど、あれは何なの?」と母親に聞いてみると、なんでも昔、母親の実家が没落し屋敷を中身ごと全部他…

人が折る瞬間を目撃したメーカーのロッド。釣り具の悪評の生まれ方。

このブログでは、「釣り竿というものは、普通に使っていれば折れるものではない」、「折れるのは、釣り人の扱いが悪いからだ」というようなことを散々言ってきました。 実際に私は、子供の頃に車のドアに挟んだりした以外では、ロッドが折れたことはありませ…

カヤックや釣りの事故が最多。

昨年は、海でのカヤックや釣りの事故がとても多かったそうです。年末の数日間だけでも、全国で何人かカヤックで釣りに出た人が消息不明になっていましたから、海でのレジャーの事故はかなり増えているのでしょう。 これは、特別昨年は海が荒れた日が多かった…

イカ釣りのプロになりたいか。

以前、釣りをしない20代前半の若者とテレビの釣り番組を見ていると、アオリイカを釣るエギングというやつをやっていました。 若者は、その番組で釣りをしているオジサンを見て、「この人は何なんですかね?釣りが仕事なんですか?」と私に聞いてきました。 …

一匹の魚を何ヵ月もかけて釣る。

私は、一匹の魚を釣るために何ヵ月もかけることがよくあります。まず「来年の何月には、あそこでこれくらいの魚を釣ろう」と目標を立てます。 それから、どうしたら釣れるか考え、必要なものを集めたり自分で作ったりします。その道具を使って、近所の川で練…

本流の釣り下りは、フライフィッシャーの一方的な言い分か。

本流と呼ばれるような大きな川では、キャストしたら一歩下るというように、釣り下るのがルールというような雰囲気があります。 確かに、これは効率良く広い川を探れる釣り方であり、沢山の釣り人が訪れる川なら、効率良く多くの人が釣りを楽しめる方法でもあ…