以前、釣りをしない20代前半の若者とテレビの釣り番組を見ていると、アオリイカを釣るエギングというやつをやっていました。
若者は、その番組で釣りをしているオジサンを見て、「この人は何なんですかね?釣りが仕事なんですか?」と私に聞いてきました。
私は、「よく知らないけど、プロなんじゃないかな。他の仕事もしているかもしれないけど。この人はイカ釣り専門だね。」と答えました。
すると若者は、「へぇー、そんな人がいるんですか。でも、イカ釣りのプロにはなりたくないな~」と言いました。
私は「確かにイカ釣りのプロって、なんだかカッコ悪いね」と言って、二人で爆笑しながらテレビを見ていたのですが、世間一般の人達から見たら、「イカ釣りのプロ」って笑っちゃうくらいカッコ悪い響きなのかもしれませんね。
まあ、イカに限らず、テレビで釣りをしているような人って、なんともいえないカッコ悪さがある気がしますが、やはりそのダサさは世の中の人達からしたら「お笑い級」なのでしょう。
それに、そもそもが釣りをしていること自体も、笑われるくらいダサいことなのだと思います。
[rakuten:casting:10351529:detail]
自分が釣りをしていると、ついついこの常識的な認識を忘れてしまいがちになりますが、自分達は恥ずかしいことをしているんだと改めて思い知らされましたね。
恥ずかしいことをしているのに、変にカッコつけると痛々しいことになってしまいますから、やはり釣りはあまり気取らずに、「魚釣りが趣味です。ダサいでしょ?」といったくらいのスタンスでやっていくべきだと、私は思います。