昨年は、海でのカヤックや釣りの事故がとても多かったそうです。
年末の数日間だけでも、全国で何人かカヤックで釣りに出た人が消息不明になっていましたから、海でのレジャーの事故はかなり増えているのでしょう。
これは、特別昨年は海が荒れた日が多かったからというわけではなく、コロナの影響で単純に釣りなどの海でのレジャーをやる人が増えたのが原因だと思います。
初心者が不注意な行動をとって事故を起こしたということもあるでしょうが、そもそもが釣りというものは、海だろうと川だろうと、誰でも死ぬ可能性があるものです。
ですから、やる人が増えれば、それだけ事故が増えるのは当然の話でしょう。
「朝笑っていたお父さんが、釣りに行ったきりもう二度と帰ってこない」
こういった可能性が常にあるのが釣りというものなのですから、危ないことをしたくない人には向いていないのかもしれませんね。
「道を歩いているだけでも、車に轢かれる可能性はあるのだから、釣りが特別危険ではないのでは？」と思われるかもしれませんが、釣りは自然という危険な場所で行うので、死ぬ確率は散歩なんかをするよりは桁違いに高いはずです。
ちょっと足を滑らしたり、めまいがしたりして、水の中に落ちたら助からないなんてことは、釣りではいくらでもあるのです。
歩道で転んでも滅多に死ぬことはないでしょうが、海や川では転んだだけで死ぬことは普通にあります。
ですから、やはり釣りに行く時は、いつでもこれでこの世とはお別れになる可能性があることは、多少は意識しておいた方が良いのかもしれませんね。
自分が死んだ後に、できるだけ他人に迷惑がかからないようにしたり、変な物を見つけられて恥ずかしいことにならないようにしておいたり、釣り人なら日頃から気をつけておくべきでなのしょう。
