釣りにゃんだろう

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バスをフライで釣ってはいかんのか。

この国では、ブラックバスと呼ばれているラージマウスバスやスモールマウスバスは、ルアーで釣ろうとするとなかなか釣れないことが多いです。

バス釣りブームは遠い過去のものとはなりましたが、まだまだそれなりに釣り人は多いですし、人気のある釣り場は混んでいて、スレていることが多いのが釣れない一番の原因でしょうか。

 

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ところが、これをフライで狙ってみると、比較的に簡単に釣れることが多いです。
フライで狙う人が少ないこともありますが、そもそもフライというものはワームをさらにパワーアップさせたくらい食わせる力があるものなので、当然と言えば当然なのかもしれません。

こういったものだからか、ルアーでバスを狙っている人の中の一部には、「フライで釣るのは邪道だ」とか「フライで釣るのはセコい」とか批判する人がいるようです。

しかし、それもどうなんでしょうね。
バスフィッシングの本場のアメリカでは、フライでバスを狙うのはルアーに負けないくらいの歴史があり、邪道どころか正統な釣りです。
それに、実際にはルアーを投げるよりはフライを投げる方が難しいわけですし、セコいどころか本当は大変なわけですよ。

 

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ですから、批判が批判になっていない感じで、ちょっと残念な感じになってしまっているのではないでしょうか。

確かにルアーで釣るんだと拘りを持ち、タックルにも拘り、あれこれともっともらしい理論を並べているくせに釣れないところに、なんやらぶっといラインを振り回して適当に引っ張るだけで、ボコボコ釣られてしまったら、いい気がしないのはよく分かる気がします。

しかし、そこでわざわざ相手に噛みつく必要はないのではないでしょうか。
自分がルアーに拘っているのなら、他の人の釣り方を気にしたり文句を言ったりせずに、とにかくその自分の釣りを貫き通せば良いだけの話ではないですか。

文句を言っている暇があったら、納得がいくまで自分がルアーで負けないくらい釣ってやれば良いのではないでしょうか。

ろくに釣れないくせに、他人の釣り方にケチをつけるのは恥ずかしい気がしますから、あまりこういった批判はするものではないと思います。