釣りにゃんだろう

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別れるのが惜しくなる魚。

私は、管理釣り場の魚と親戚と2回したことのある鮎釣りの鮎以外はキープしたことがなく、釣った魚のほとんどをリリースしてきましたが、たまにどうしても「別れるのが惜しくなる魚」という魚と出会うことがあります。

どうして、「別れるのが惜しくなる」のかと言うと、もちろん「食べたら美味しそうだから」なんてことではなく、とにかく美し過ぎて、いつまでも手の中で見ていたい気持ちになってしまうからです。

 

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天然の魚ばかり釣っていても、その美しさ見惚れることは多いものの、いつもこのような気持ちになるわけではありません。
時おり、一際美しい宝石のような魚に出会うことがあり、そんな時は別れるのが惜しくなり、逃がした後には感動と惜別から長いため息をついてしまいます。

あのため息が出るほどの魚の美しさというものは、残念ながら写真や映像では、その美しさの半分も伝わらないものだと思います。

とにかく、水中に浸かった魚体を、自分の目で見て初めて感じられる美しさだと思います。

 

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トラウトフィッシングが好きな人の中には、このような感動を求めて釣りをしている人も少なくないのではないでしょうか。

釣りは、命を傷つける罪な遊びではあると思いますが、美しき魚と人間が出会うためにはやらざるを得ないことでもあるのです。
あまり傷つけないように逃がしますから、どうか許してもらえないかと思うのは、釣り人の我が儘でしょうか。