釣り人なら誰でも釣りに行く時には天気が気になるものでしょうから、ほとんどの人はネットなんかで天気予報をチェックしてから出掛けるものでしょう。
今の時代は便利なもので、ピンポイント予報というものがあり、釣り場の天気予報を詳しく知ることができます。
川や湖などの釣り場の地点の名前で予報がなくても、キャンプ場やレジャー施設や山などの周辺の施設のピンポイント予報などを見れば、釣り場の天気予報を知ることができます。
ところが、これは結構危険な行為だと、私は思います。
天気予報のサイトによっては、こういったピンポイント予報はあまり役に立たないことがあるからです。
ピンポイント予報は、近くの町などの天気予報を流用していることがあり、実際のその地点の天気とはかなり違うことがあります。
特に釣りをするような山の上などの地点だと、山の下の近くの町とは全く天気が違うことがあります。
気温なんかも予報とは10度以上違うことなんかもよくあります。
ですから、ピンポイント予報を鵜呑みにして、「今日は暖かいんだなぁ」なんて思って薄着で出掛けると、凍えまくって釣りにならないこともあるかもしれません。
こういった失敗を防ぐには、実際の釣り場のできる限り近い地点のアメダスをチェックして、どれくらいピンポイント予報と違うかなどを確かめると良いと思います。
ピンポイント予報で最高気温が20度となっていても、釣り場の近くのアメダスでは10度程度となっていたら、予報とはそれくらいの差がある場所なのだと、だいたい分かります。
このように、釣りに行く時にピンポイントの天気予報を何も考えないで信じてしまうと、ちょっと失敗する可能性がありますから、くれぐれも注意したいものです。