オールドリールと呼ばれるような古いリールの樹脂製のパーツは、たまに白くなってしまっていることがあります。
これは、どのようにして起き、釣りに影響のあるものなのでしょうか。
謎の現象。
正直、私にはどうしてオールドリールの樹脂パーツが白化するのかは、さっぱり分かりません。
同じ時代に作られたものでも、白化しているものとしていないものがあるので、保管環境などでも差が出るのでしょうか。
それから、70年代後半~80年代のリールに白化が見られることが多い気がするので、この頃に使われていた素材が原因なのでしょうか。
釣りに影響はあるのか。
白くなってしまった樹脂パーツは、それで強度が落ちてしまっているという印象は受けません。
ですから、実釣には何の差し障りもないはずです。
それでも、見た目は美しいとは言い難いものですし、あまり気持ちの良いものではありません。
それじゃあ何か綺麗にする方法があるのかというと、今のところ発見できていません。
爪などでこするととれることもあるので、白くなっているのは表面的な気もしますが、むやみに樹脂パーツを削るのは危険なはずですから、削らないほうが良いでしょう。
ポナンザなどをかけて磨くと、一瞬綺麗になった気がしますが、時間が経つとほぼ元の状態に戻ってしまいます。
以上のように、オールドリールの樹脂パーツの白化現象は、原因は不明であり、解消方法も不明です。
釣りに影響はなさそうだとは言え、ちょっと気になってしまいますが、今のところは諦めるしかないようです。