釣りにゃんだろう

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スピニングリールのカリカリ音は心の余裕。

オールドスピニングリールと呼ばれるような古いリールは、逆転ストッパーをオンにして使うと、カリカリと巻く時に音がすることが多いです。

近頃は、この音を嫌って改造したり、特殊なパーツを組み込んだりして、音が鳴らないようにする人もいるようですが、なんとも心に余裕がないことだなと思ってしまいます。

 

 

まず、リールがカリカリ鳴ったところで、魚は普通に釣れます
あんな音で逃げてしまうなんてことはありません。

それから、どうしても音が気になるのなら、ストッパーをオフにして釣りをして、魚が掛かってからオンにしても良いわけで、慣れれば不便なことはありません。

何よりも、そのリールが売られていた時代には、カリカリ音がする状態で普通に魚が釣られていたわけですし、「昔はうるさかったんだなぁ」とでも思いながら、あまり気にせずゆったりした気分で釣りをすればよいだけの話だと思います。

 

 

それから、こういったオールドリールを使わず、最新のリールにこだわっている人達からしてみれば、カリカリ鳴るような古いリールで、じゃんじゃん魚を釣られてしまったら、かなりショックなはずです。

そういった価値観の違う人達にショックを与えてイジめるためにも、オールドリールはカリカリ鳴るままにしておいた方が面白いのではないかと思います。

 

 

巻き感度がどうとか言って高級なリールを使っている人の横で、ゴロゴロ回りカリカリ鳴るリールで、大きな魚を釣り上げるのは、意地悪ですけど気持ちが良いものですよ。

無駄なことにこだわって、魚がろくに釣れない人達にショックを与えるためにも、オールドリールはサイレントストッパー化してはいけないと思います。

心に余裕をもって、のんびりカリカリ鳴らしながら釣りをして、最新リール以上に魚を釣るのが、正しいオールドリールの楽しみ方でしょう。