釣りにゃんだろう

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釣りエサの恐怖。

釣りのエサって、なかなか強烈なものが多いですよね。
サシやブドウ虫といった昆虫の幼虫やミミズやゴカイやイソメの環形動物など、ヤバイ奴大集合といった感じではないでしょうか。

エサ釣りをする人達はこういった物をためらいもなく掴み、針にぶっ刺したり、ちぎったり、汁を出したりしていますが、やらない人達からしてみたら、ちょっと信じられないレベルの勇敢さだと思います。

 

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私もやれと言われればやりますけど、まずは「イクラじゃダメですか?」と聞きたくなってしまいたくなるくらい、積極的にはやりたいとは思いません。
これが釣りをしたことがない人だったら、もっと拒否反応を示すのではないでしょうか。

それでも、近頃は結構若い女の人でも、余裕で釣りエサをブチブチと釣り針に刺し扱っている人も居るようですから、全ての人が受け付けないというほどでもないかもしれません。

釣りをやってみたいと思ってみる人が100人居たとして、「ブドウ虫をぶっ刺してもらいますよ」と言ったら、何人くらいの人が「別にいいですよー」と答えるのでしょうか。
私は、一桁程度しかいないと思いますけどね。

 

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こんな風に、人が釣りを始めるには、現代ではエサの恐怖という大きなハードルがあるのは確かでしょう。

まあ、釣りにはルアーやフライといったエサを使わない釣り方もありますし、練り餌もありますし、近頃はパワーイソメのような偽物のエサもありますから、必ずしも活きエサを使う必要はないですが、手っ取り早く魚を釣ってみるには、どう考えても活きエサを使うことが一番の近道なわけで、初心者ほど気持ち悪いエサを使う必要性はあるはずです。

まずはこの難関を突破できた人が、釣りにハマっていくのではないかと思うのですがどうでしょうか。


現在、釣りにどっぷりハマっている釣り人の皆さんは、釣りを始めた頃にエサにそれほど拒否反応を示さなかったのではないでしょうか。
もうその時点で、あなたは釣り向きのちょっと変わり者で、釣りに選ばれた人間だったのかもしれませんね。