釣りにゃんだろう

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釣りとは、魚に命をもらって生き延びる行為。

釣りというものは、本当に酷い行為です。
生き物に針を引っ掻けて引き摺り回し、殺して食べたり、傷をつけて逃がしたりします。

食べるものに困っているわけでないのなら、絶対に許される行いではないと、私は思っています。

それでも、私が釣りをするのを止められないでいるのは、釣りをしないと自分を保つことができないからだと思います。

 

様々な事情があり、どうしても釣りでもしていないと、生きていられない。
このような人は、釣り人の中には多いのではないでしょうか。
きっと私もそんな人間の一人であり、なんとか釣りをすることで生き延びているのだと思います。

私は、魚を逃がす釣りをしていますが、それでもきっと逃がした魚が死んでしまうこともあるでしょう。
釣りをすることで、魚の命は奪ってしまっているのだと思います。

 

それと引き換えに私は生き延びているのですから、釣りというものは「魚に命をもらって生き延びる」という意味のある行為なのかもしれません。

こう考えてみても、釣りはかなり罪深いものであると言えそうですが、せめてこの罪の意識は忘れないでいたいものです。

そうすれば、いつでも魚に感謝し、少しでも酷い扱いをしないようにしたり、釣り過ぎないように気を付けたりはできるはずですから。