釣りにゃんだろう

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移住7ヶ条でも教えてくれないこと。

私は、釣りなどで小さな集落などの側を通ると、ちょっと気味の悪さのようなものを感じることが多いです。

人によっては、釣りなどで田舎の農村にくると、「長閑な場所だな。老後はこんな場所で静かに釣りをして暮らしたいものだ。」などと思うかもしれませんが、私はそうは思いませんね。

そう思わないのは、いくらかは日本中のあちこちを見て回った経験があり、私は田舎の異常さを知っているからだと思います。

 

例えば、私が知っている北海道の小さな集落では、「地区のビンゴ大会で揉めて他人を刺す」、「何度も他人の家に侵入し強制わいせつで捕まった人が普通に暮らしている」、「何件も家が燃えてなくなる(放火?)」といったことが、ほんの数年の間に起きていたりします。

暮らしている人の数から考えれば、異常に犯罪率が高いですし、どう考えても長閑で平和な場所ではないでしょう。
そして、こういったことは、日本の閉鎖的な集落では特に珍しい話でもないと思いますし、 よくあることだと思います。

私は、いくらか集落の人と通じていたから、こういった話を聞きましたが、ちょっと訪れるだけの観光客や移住希望者なんかだったら、まず聞かされることはないでしょう。

どこの町でも、やたらと良い点ばかりアピールしてくるだけで、こういった現実は絶対に教えてくれないはずです。

 

近頃は、「移住7ヶ条」みたいな文章を出して、「田舎の実情を伝えていて、ある意味良心的なのではいか」と、話題になっている自治体もありますが、こういった本当の田舎の異常さのようなことまでは教えてはくれないでしょう。

小さな集落のような場所で暮らしていくには、こういった異常さにも耐える必要があると思います。


ちょっと仲が悪くなると、嘘の噂話を流されたり、危害を加えられたり、家を燃やされたりする。
それが当たり前で、お互い様だと思えるような、たくましい人でないと、とてもでやっていけないでしょう。

それができない人は、地方に移住するにしても、イオンがあるくらいの大きめの町くらいにしておいた方が良いと思います。

それくらいの町でも、都会よりはずっと静かに暮らせますし、小さな集落のような異常な人間関係はありませんし、釣りにだって行きやすいのですから。