釣りにゃんだろう

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体力がないと、釣りをする以前の問題になることがある。

以前、私の唯一の釣友と常に藪こぎをしながら進むような川でトラウトフィッシングを一日した後に、「体の大きな中年男性を、今度ここに連れて来ようと思うのだけれど、大丈夫だろうか?」と相談されました。

私は、「それはかなりキツいんじゃないか。私は日頃から毎日10キロは走っているから、こういう釣りを何日も続けてできるが、普通の中年男性にはしんどいはずだ」と答えておきました。

 

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案の定、釣友から後日話を聞いたところによると、中年男性は一瞬でバテててしまい、なかなか距離が進まず、結局一番おいしいポイントにはたどり着けずに引き返すことになってしまったようです。

このように、釣りは、そのジャンルによっては、体力がないと魚を釣る以前の問題になるということがあります。

 

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ですから、そういったジャンルの釣りをして、本気で魚を釣りをしたいのなら、釣り具を買い揃えたり、釣り方を研究するより前に、まずは一日元気に動き続けられるだけの体力をつけるべきなのではないでしょうか。

昔、私が沢山の釣り人と会う機会があった頃には、魚を釣りたいと言っている人の中に、「釣りをする以前に、毎日ジョギングでもしたらどうですか」と言いたくなるような体系の人が結構居ました。
実際にはそんな意地悪なことは言いませんでしたが、体力をつけることは、立ったり歩き回って釣りをするジャンルの釣りなら、魚を釣るために一番初めにやらなくてはならないことだと思います。

 

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もしも、それが嫌だというのなら、船や岸に座ったままでできる釣りに転向するべきではないでしょうか。

まあ、それにしても集中して一日釣りをするのには、結構な体力が必要だと思われますがね。

釣りは、魚は命懸けで釣られているのですから、釣り人側も最低限の体作りはするくらいの努力をして真剣に臨まないと、あまりに魚に失礼だと思うのですが、いかがでしょうか。