たまに、釣りをしたことがない女性に釣りを教えるようなことがありますが、かなりの確率で「食べられるんですか？」と、釣れる魚に対して質問されます。
それから、釣りの場面以外でも、私が釣りが趣味だと言うと、女性の人はかなりの確率で、「釣って食べるんですか？」と聞いてきます。
こういった質問をされる度に、日頃魚を食べない釣りばかりしている私は、その理由などを説明することに、かなり煩わしさを感じているわけですが、どう考えてもこういった質問をしてくるのは、男性よりも女性の方が多い気がしてなりません。
実際に釣りをしている女性にも、美味しい魚が沢山釣れる海釣りが人気がある気がしますから、「食べ物をゲットできるか」ということを重視している女性というものは、結構多いのかもしれません。
山菜採りなんかも、男性よりも女性の方がのめり込みやすいという話も聞くくらいですから、もしかしたら女性の方が男性よりも、「食べ物をゲットする」ということに執着したり喜びを覚える人が、どちらかと言えば多いということもあるのかもしれませんね。
私は、釣った魚を捌いて調理するなんて、とてもめんどくさくてやる気にはなりませんし、魚が食べたかったったら釣った魚は逃がして捌いてある魚を買ってきて帰る方が良い気がするくらいですから、なかなか理解できない感覚です。
まあ、釣った魚を食べたい人達からすれば、この私の感覚も全く理解できないでしょうから、分かり合うことはなかなか難しいかもしれません。
こんな調子ですから、いつまでたっても、私は「おかずを釣ってくる夫」のような人間にはなれそうもありませんし、これからも一人ぼっちで川原でたそがれ続けることになりそうです。
