釣りにゃんだろう

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釣りは「ダメだこりゃ」というネガティブさが効く。

スポーツをやったことのある人ならお分かりいただけると思いますが、スポーツで結果を出すには、メンタルをポジティブに保つことが大切になってきます。

ちょっとでも「ダメかもな~」とか「今日は調子が良くない」とか考えてしまうと、身体の動きが悪くなったり、余計なミスをしてしまったりするものです。

逆に「いけるよ、いけるよ」とポジティブに考え続けると、良い結果を出せることが多いですから、やはり常にメンタルをポジティブに保つということは、スポーツをする上では大切なことなのだと思います。

 

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釣りも自分の身体を使ったり自分の頭で考えて判断したりするものですから、スポーツと似たところがあるものです。

ところが、このメンタルをポジティブに保つと結果に結びつくという点は、ちょっと当てはまらないような気がします。

いくら「釣れるぞ」と思っていても釣れないことがいくらでもありますし、それどころか「こりゃダメだ」と諦めて適当に釣りだした途端に、とんでもない魚が釣れるなんていうことが、いくらでもあります。

これは、釣りというものはスポーツとは違い、自分の技術や行動によって結果が決まる確率が小さく、運や偶然に左右されやすいものであるために見られる違いかもしれません。

 

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ですから、釣りをする時は、スポーツと違って、いつでも気を張って元気でいる必要はないのだと思います。

「なんかダメそうだな」とダラダラと釣りをしたって、「近頃良いこともないし、もう人生も終わりだ」 と落ち込んで釣りをしたって、ちゃんと魚が釣れる可能性はあるのですから。

やはり、釣りをする時は、いくら張り切ったって無駄なのかもしれませんね。