釣りにゃんだろう

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釣りとは「諦めない練習」である。

魚釣りというものは、小さな子供がやるには、なかなか難しいものだと思います。
なぜなら、簡単には魚が釣れることはなく、辛抱強くないことが多い小さな子供はすぐに飽きてしまうからです。

 

釣りは、釣り堀のようなエサを入れれば魚が群がるような場所でもない限り、そんなに簡単に魚が釣れるわけではありません。

魚を釣るためには、魚が釣れるまで辛抱強く待ったり、あれこれと違う方法を試したり、歩いて場所を移動したりする必要があります。
こういったことを繰り返し、「物事を諦めない練習」をするようなことが釣りなのです。

釣りが好きな人は、こういった過程を楽しめる人が多いわけですが、小さな子供のうちからそれができる人は、滅多にいないのではないでしょうか。

 

子供というものはとても飽きっぽいですし、生き急ぐように結果を早く求めたがるものですし、じっくり落ち着いて物事に取り組むということが難しいものです。
このような性質なのですから、どう考えても子供というものは、釣りは向いていない生き物だと思います。

ですから、もし釣りに連れていったのに興味を示さない子供がいたとしても、それは無理もないことであり、特別釣りが嫌いなわけではないと思います。
ただ、ちょっと釣りをするには早すぎたということなのかもしれません。

 

こんなことを言っている私ですが、釣りというものをするものの、簡単には釣れないと思うとすぐに諦めてしまうことが多いです。
特に近頃は一時間もせずに、「ダメだこりゃ」と釣りを止めてしまうこともあります。
これでは、小さな子供となにも変わらないですし、「どうも自分は精神年齢がかなり低いのではないか」と思い始めている今日この頃です。