ソルトルアーの世界では、極小サイズのベイトフィッシュのことをマイクロベイトと呼ぶらしいですが、川での釣りにおいても似たようなものが居ると、私は思います。
川を歩いていると、ちょっと流れが緩い浅い場所などに、正体不明の1~2センチくらいの小さな魚が群れていることがよくあります。
泳いでいる姿を見ただけでは、ウグイの子供なのかトラウトの子供なのか、小さ過ぎてよく分からないのですが、とにかく小さな魚が沢山居るのです。
こういったものは、大きな魚のよいエサになっているのではないかと、私は思っているのですが、どうでしょうか?
こんな極小サイズの魚が沢山居る川は、エサが豊富だからか大きな魚も居ることが多いです。
そして、大きな魚を狙う時も、小さなストリーマーなんかを使うと、よく釣れたりします。
大きな川で大きな魚を釣ろうと思ったら、大きめのフライが良い気もしますが、1.5センチくらいのストリーマーで60センチ以上の魚が釣れるなんてことが、よくあるのです。
このような現象を見ていると、フィッシュイーターの魚は身体の大きさのの大小に関わらず、あの極小サイズの魚を結構食べているのではないかと思えて仕方ありません。
まあ、実際に食べている場面を私は見たことがないので、本当のところはよく分かりませんが、あの川のマイクロベイトとでも呼べるような魚が、目の前に流されてきたりした時などには、吸い込むように食べているのかもしれません。
そんな様子を想像しながら釣りをしていると、よく釣れることもありますから、川でも極小サイズのベイトフィッシュの存在を意識しておいて損はないと思います。